南アルプス縦走(甲斐駒ヶ岳~仙丈岳~塩見岳~荒川岳~赤石岳~聖岳)②

2日目 データ

距離:31.3km
累積標高:3354m
行動時間:11時間25分(3時53分~15時18分)
CT:23時間15分
CT比率:49.1%
ルート:長衛小屋~仙丈ケ岳~塩見岳~三伏峠

2日目 朝


朝は3時起き。
お腹が空いていたので、朝弁当は美味しく食べることが出来た。
他にも何人か出発の準備をしていたが、ガツガツ飯を食っているのは自分くらいだった(^^;)
予定ちょい前倒しでまだ暗い4時前に出発。
少し肌寒い感じがしたので、TNFの防風ジャケットを羽織った。

長衛小屋~仙丈ケ岳

出発してすぐに林道を横断。
前にいた3人グループは北沢峠へ向かっていった。
長衛小屋を出たばかりなのに、仙丈ケ岳に登る前に補給か?とかちょっと不思議に思った。


4時21分
仙丈ケ岳への登りの途中。
長谷中学校「ファイト!」


4時59分


5時11分
小仙丈ケ岳の登りで日の出となる。


5時11分


5時16分
自撮り


5時19分


5時27分


5時42分
仙丈ケ岳に到着。
仙丈ケ岳までは割と晴れ間もあったが、それ以降曇り&小雨に・・・。
この旅で2座目の百名山だが、ガスで真っ白だったこともあり、記憶は薄い。
ほぼ通過だけの山となった。

仙丈ケ岳~三峰岳


5時58分
稜線はガスが酷かった。


7時23分
伊那荒倉岳の先、倒木パラダイスな区間があった。


倒木を避けるルートがあちこちに出来ていて、踏み後が薄く、ちょっと迷ってしまった。


9時37分
三峰岳
まったく意識していなかった三峰岳が標高2999mとほぼ3000mもあり、思わぬ登りで疲れた。
三峰岳で一人のハイカーさんと会話。
自分もそうだったけど、今日雨予報だし、どこまで行くか迷っているとのこと。
予定を聞かれ、三伏峠と言うと驚いていた。あまりに驚いていたから、自信がなくなってきた。


9時49分

熊ノ平小屋


熊ノ平小屋到着。
熊ノ平小屋で泊まるか進むか迷う。
この時の天気は小雨~雨。
小屋の人に天気を聞くと、この後もダラダラ小雨が続きそうとのこと。
で、それを聞いてダラダラ小雨ならなんとかなるな、と思った。
結局、時間も予定前倒しで来れているし、進むことにする。
クッキーを食べて、雨具を着込んで出発。
ちなみに山小屋の人は愛想良かった(^^)

熊ノ平小屋~塩見岳~三伏峠


13時9分
塩見岳
百名山、3座目。

ガスは濃く、記憶は薄い。

ただ、登りはきつかったような記憶。


13時44分
塩見小屋はハイマツの多い道から抜けたところにポツンとあるような小屋。
特に補給はせずにそのまま進む。


15時11分
あれが三伏峠か!?


15時18分
無事、16時までに三伏峠に到着!
雨のこともあり、小屋泊か悩むも、結局はテント泊とする。
夕食も予約。夕食は確か17時からと言われる。


早速設営。
宿はストックシェルター。

三伏峠 水場

設営後、水場へ補給へ。
テント場から水場までは道標に往復15分?くらいとあった。
結構離れている。ワターチに履き替えて汲みに行った。
水場までの道はドロドロで、足が汚れてしまう。
水場でペットボトル2本とプラティパス1Lに補給。
あと、体を拭く。寝る時、体ベトベトだと嫌だからね!
それからストックシェルターの中に入って、夕食の時間まで少し寝た。

三伏峠 夕食


16時53分
夕食は配膳の時間などもあるから早めに来てほしいと言われていたので、お腹も空いていたし10分くらい早めに向かう。
そしたら、ダメダメ!まだ準備できてないから外で待っていて!とか言われる。
早く来ないと迷惑だから!くらいに言われたのに。
ホンマ、どないやねん!笑


夕食。
この日は特に周りの人とあんまり喋ることもなく黙々と食べた。
昨日、長衛小屋で話したおじさん、無事かなー。

雷・雨

食後はストックシェルターに戻って寝た。
で、暗くなってから雨に降られた。
昨日は保険で小屋泊にしたのに結局雨に降られず、今日はテン泊して雨に降られている。
クソックソッ・・!!
狭いストックシェルターの中で一人悔しがった。

そいやーストックシェルターで雨に降られるのは初めてだなー。
どうなるんだろう。
上部は割と雨を弾いている感じがある。
意外と大丈夫なのか!?

と思いきや数十分後、ストックシェルター下部が水で染みてくる。
恐らくは下部のジッパー部分から入ってきている。
なるほど、こうなるのか。
感心している場合ではない。このままでは水浸しになってしまう。
しかし、それを防ぐ術など持ち合わせてはいない。ガハハ!

シームすれば防げたのか?そいや、上部の縫い目とかはシーム加工してたけど、下部のジッパーはあまりしていなかったかも。
こゆ時は雨具を着て、ビビシート被れば浸水しても大丈夫だろう、ってことでそうした。
ちなみにシュラフも持参していて、モンベルのダウンハガー#5。
こいつを濡らさないように気をつけた。

幸い、雨は長く続かず、水浸し状態は免れた。
が、遠くの空で何回も雷が光っていた。
その後は半分意識あって、半分寝た感じ。

三伏峠はテント場からトイレまで少し遠く、トイレに行くのが面倒だったので、水を飲まないようにしていた。
が、結局トイレに3回行った。
蚊とか煩わしい虫は少ないのか入ってきている感じはなかったので、そこは快適だった。
なんだろうな、こうやって山行を思い返しながら書き連ねているけど、寝る時のことを一番良く覚えているなんて。
2日目終わり。