谷川岳馬蹄形縦走・越後湯沢ぶらり旅①

土合駅~清水峠 | 清水峠~土合駅 | 越後湯沢ぶらり

谷川岳馬蹄形縦走

2018年10月3連休。
例年ならハセツネといったとこだけども、完全にエントリーを忘れていた。
まー上州武尊から2週間だし、結果も出なかっただろう。
むしろ上州武尊も結果出なかったけど・・・。

で、どこか自由に山旅しよう、と思った。
ハセツネの前日とかに「駐車場が既に満車~」とか見ていると、ああ、やっぱハセツネ出なくて良かったな、とか思った。
人の多いところ、本当に嫌いなので。けどもハセツネはやっぱ出たい。どっちだ。

話は逸れたが、群馬県境稜線トレイルを狙っていた。
最近調べたら三坂峠~白砂山が開通したらしいとの情報を得たからだ。
計画したら、無理すれば3日あれば走破出来そうであると分かった。
ちなみにコースタイムは65時間程度。

が、上州武尊もそうだったけど、ここのところ体調を崩していた。
なので、ギリギリまで天気と体調と相談した。
そしたら台風24号である。こいつが結構な傷跡を残したらしく、関東の山も倒木報告が多くあがっていた。
群馬県境稜線トレイルもご多分にもれず、だろうと思った。
開通したばかりの「三坂峠~白砂山」区間。ただでさえ、トレイル状況が怪しいのに、そこに倒木が重なれば、3日走破の線は薄くなり、諦めた。。

けども谷川岳は行ったことなかったし、天気も良さそう(2日前までは・・・)だったので、3連休の中日に行くことにした。
コースは馬蹄形縦走。
馬蹄形縦走といえば上田瑠偉選手のFKT?FTK??どっちか忘れたけど、とにかく最速タイム的な名前のチャレンジ企画を思い出す。
(ちなみにKFCはケンタッキーフライドチキン)
ちょっと調べたら、コースタイム17時間15分程度に対して、記録は4時間58分。
短縮率30%切っとるがな。
上田瑠偉選手のほかにも記録が何件か登録されていた。
なんだかこういうのがあると、どうしてもタイムを気にしてしまい、急ぐような形になってしまう。
自分のスタイルは基本、のんびり旅。タイムなんてどうでもいいじゃないか!
と念ずるように土合駅を出発したのだけども、結局というか、案の定というか、気にしながら走ってしまった。

コース情報


いつもならここでGoogleMapで軌跡を表示しているところですが、時計(EPSON WristableGPS SF-710S)が雨で壊れました・・・。
内側に水滴がびっしりついてます。
バッテリー持ちもちょっと悪くなってきていたし、、新しいの購入するか。。
馬蹄形、雨と突風の中頑張ったのに、その記録が消えてしまうとか悲しすぎる・・・。

ルート

土合駅~松ノ木沢ノ頭~白毛門~笠ヶ岳~朝日岳~清水峠~蓬峠~武能岳~茂倉岳~一ノ倉岳~オキノ耳~トマノ耳~熊穴沢ノ頭~土合駅

距離

25kmくらい

累積標高

2900mくらい

所要時間

6時間25分

朝、最寄り駅5時台の列車に乗る。
余裕かましていたら、時間ギリギリになっていて、駅ダッシュをかます。いつもの光景である。

チケットトラブル

上野駅で新幹線のチケット受け取り。
これは事前にインターネットで予約していたもの。
・・券売機にクレジットカードを挿入する。
すると、「未受け取りのチケットはない」と表示される・・・。
そんな馬鹿な!と思いつつ、予約出来ていなかったのかと思い、新規購入する。
土合駅から高崎駅まで、指定席で。4400円くらい。
思わぬトラブル。余裕持って早めの電車に乗ってきて良かった。

ホームで新幹線を待ちつつ、予約のことを調べる。
すると、驚愕の事実。
事前に予約していたチケット、これは前日発車の便だった・・・。オーノー。
受け取ってないし、キャンセルもしていないから、全額請求!?
調べるのも面倒だし、電車の中で寝たかったので、そのままにしておいた。

新幹線に乗るや否や、机を出して、そこにうつ伏せになって寝た。
自分はこうやって新幹線の中で寝るのが好きである。
ここで睡眠確保出来る事と目的地までの時間短縮、新幹線は多少高くても価値があるってもんだ。
こんな場面でスマホゲームとかしている人を見ると、、あーやめておこう、人は人。

高崎駅

気づいたら意識が飛んでいたようである。
なんとなく、目覚めると周りの乗客に移動している雰囲気がある。
なんだ、どこかに着いたのか?
確認してみるとなんと高崎駅であった。
まずい。降りなければ!
新幹線乗り過ごしなんて、どこまで連れて行かれるやら・・
急いで荷物をまとめて列車を降りた。

ちなみにこういう場面でも貴重品だけは忘れないようにと、寝る時も貴重品を入れたポシェットを装着している。
良かった。列車の中に忘れ物はないようだ。

そういえば、あのまま乗り過ごしていたらどこに行くのだろう?
と気になって調べてみると、次は越後湯沢駅であった。
越後湯沢と言えば、今晩のお宿がある駅である。
土合駅から25分くらい。
ん、まてよ、自分はこれからここ高崎駅より列車を1時間以上乗り継いで土合駅に向かおうとしているけど、 むしろ越後湯沢駅まで行って、Uターンしたほうが近いのでは!?と思った。
調べてみたら実際、近かった。が、当然、新幹線に長く乗るので、お金はかかる。
さらに、始発でも土合駅への到着時刻はさほど変わりない。
つまり、越後湯沢まで行って、Uターンして土合駅という経路は、朝に少しだけゆっくり出来るだけ。

そんなことを調べながら高崎駅を乗り継ぎ。
構内には「たかべん」なるものが売られていた。
あーそういやーこないだの上州武尊の時に、田村さんとかGoさんとちょっと話題なったなータカベン。と思いだした。
赤い鯛?を模様した容器に入った駅弁である。

水上 雨の気配

高崎からは水上線で水上へ。
思いのほか混んでおり、座れなかった。なんてこった。みんな、どこにいくんだ。
1時間ほどで、水上に到着。立ちながら寝ていた。
ホームに降りて、「寒っ!」て思った。
空は曇っている。
あれ、天気予報じゃ、太陽がニコニコしていた気がするけどなー・・。
暗雲立ち込める。
上越線に乗り換えて、10分ほどで土合駅へ。

土合駅~白毛門


おおお、これが噂のモグラ駅。
かなり雰囲気があった。
降りて、記念撮影。
すぐに名物階段が目に入った。


よし、登るか。
と、サクサクっと登って行った。
そろそろ終わりにかと思う頃、先の列車に乗っていた乗客の中では一番早く階段を登っていたであろう男に追いついた。
いや、追いつこうとしたところ、急にその男が登る速度を上げた。
競争などする気はないが、スピードは特に落とさず、登った。
お、なんだ。かなりこちらを意識している(笑)
その後、抜かす形となったが、それが気にくわなかったのか、抜かし返そうとする雰囲気がある。
なんだこいつは。こういうやつが山で急いで滑落とかするんだろうな、とか思った。


ちょっと気分が悪い中、改札を出て、地上に出た。
「雨降ってますやん・・」
予定では快晴の馬蹄形をルンルン気分で走ることになっていたのだが。
「やめるか?」そう思うくらいの天気であった。
早々に越後湯沢に移動してぶらり、というプランが頭をよぎった。
が、まーせっかくここまで来たんだし、、ということで出発の準備をした。

雨具を着るか着ないか、判断に困るくらいの気温であったが、すぐに暑くなるだろうということで、ゴアのキャップだけ被って土合駅を出発した。
8時51分 馬蹄形縦走スタートである。


しばらくはロードを走る。
土合橋というところを過ぎた。
さて、馬蹄形の入り口は・・と現在地を確認すると、すでにロストしていた。
土合橋を渡る手前で右折が正解だったようだ。
戻って、正規ルートへ。
駐車場を通り過ぎる。
ここでやっぱり雨脚が強く感じたので、雨具を上だけ着た。
というか雨具は上だけしか持ってきていなかった(これがミス)。

奥にはキャンプがいくつか張られていた。
タープの下で焚火を楽しんでいる老人たちの姿。
心なしか、自分を憐れみ目で見ているような気がする。
実際、哀れだ。何が楽しくて、こんな雨の中、山に入るのだ。
途中から雨に降られるならまだしも、スタートから雨。


駐車場を過ぎるとすぐにトレイルの登りとなった。
木の根っこが多い登りがひたすら続いた。
現在地点は標高700mくらい、上は1900mくらい、ってことは単純に1200mくらいは登る。
ちなみに、こうやって、あと何m登るって調べて、覚悟するのは大事。
気持ちも楽になる。

何人か、下山してくるハイカーとすれ違った。
皆、顔が疲れているように見えた。
上の稜線が酷かったのだろうか、ふと、そんなことを思い、不安になった。
強風で木々の揺れる音がその不安感を一層強くした。
いよいよとなれば引き返そう、そんなことを思いながら登った。
しかし、雨風が強いものの、太陽の光が若干見え隠れする、変な天気だった。
台風か、そう思った。
やっぱり途中で暑くなり、雨具をザックにしまった。




最初のポイントの白毛門に到着。
標高は1400mほどである。
風が強く、景色はガスで真っ白。
写真を撮影して、すぐに下りにさしかかった。

白毛門~朝日岳




そこからアップダウンを繰り返しつつ、登り基調で朝日岳を目指す。
稜線は風がとても強かった。
時折、突風がふき、バランスが崩れるほどだった。
快晴ルンルントレランの予定が、気づけば、過去ワースト2位、3位くらいの悪天候になっていた。
くそー、、なんてこった。
思い返せば、去年の北アルプスも今年の南アルプスもほとんど真っ白だった。
ついてないなー・・と思い、また自分の不運を呪った。


ここでしまった、と思ったのは、雨具の下を持ってきていなかったこと。
2日前に天気予報を確認したときに晴れだったので、すっかり油断していた。
しかも、東京の方、ハセツネなんかは30度越えで暑いと囁かれていたのに。
やはり山域が異なると、こうも違うのか。
停滞すると一気に寒くなるな、と思った。

朝日岳に向けて標高を上げていく。それにつれて風も強くなり、気温も低くなってきている感じがする。 やばいなー。エスケープルートを何度も確認しつつ進んだ。


朝日岳に到着。
やはりここも風が強く、写真を撮影して逃げるように下山。

朝日岳~清水峠



馬蹄形の丁度、最北部に位置する清水峠に到着。
避難小屋があったので、そちらに入って、荷物整理することとした。
中は暗くて、荷物確認に少し手間取った。
ここまで、お茶を400ml程度、inゼリー1本消化。
時間は3時間ほど経過していた。
単純にあと半分と考えて、6時間くらい?
当初考えていたペースよりも良いペース。
ザックの中からおにぎりを取り出し、一気に食べた。
体力的にはまだ余裕があったので、引き続き馬蹄形続行することにした。

避難小屋を出てすぐに電波塔?の小屋があった。
中には入れない様子。
やっぱりちょっと寒いな、と思い、その小屋の軒下で雨をしのぎつつ、 ザックからBuffを取り出し、、首に巻き付けた。

inserted by FC2 system