2018分水嶺トレイル完走記①

2018年7月15日 13時1分 獅子岩にてフィニッシュ

2018分水嶺トレイル

2018年7月14日~16日にかけて開催された分水嶺トレイルに参加してきました。
2017年に引き続きの参加です。
参加したコースは去年同様、Aコース。
Aコースは鴨沢スタートで獅子岩までの約80km。
Bコースは奥多摩駅スタートの獅子岩まで約100kmです。

Aコースの変更点

今年、雲取山荘がチェックポイントとなったので、小雲取から雲取山を巻いて雲取山荘へ、その後、雲取山を経て将監小屋方面となります。
この点では去年より若干距離伸びてます。
あと、レース中に案内があったのですが、不動滝先の渡渉ポイントについて、増水が確認されたとのことから、林道を使って迂回することになりました。
この迂回はAB共通ですかね。

Bコースの変更点

去年までのスタートは青梅の公園でしたが、今年は奥多摩駅スタートとなりました。
そして大日岩から小川山までの往復が追加。
距離は去年まで120kmだったのが、100kmとなったようです。

ちなみに、多くの人から聞かれたのですが、なぜ今年もAコースに?ということですが、、夜スタートが苦手だからですかねー・・(^^;)
去年までのBコースで、朝スタートなら挑戦してみたいです。

今年の計画

今年の計画は25時間。去年が25時間11分だったので、距離はちょっと伸びたけど去年より早く、そしてサブ25出来ればという感じでした。
結果は、紆余曲折ありましたが、26時間1分で完走。
去年より遅くなってしまいましたが、嬉しいことに今年も優勝でした(^^)

コース情報

※計測:EPSON WristableGPS SF-710S

ルート

鴨沢→雲取山荘→雲取山→将監峠→雁坂峠→唐松尾山→破風山→甲武信ヶ岳→国師ヶ岳→大弛峠→金峰山→富士見平小屋→瑞牆山→不動滝→フシノソリ→石ッコツ→信州峠→横尾山→飯盛山→獅子岩(平沢峠)

距離

約80km

累積標高

約7500m

所要時間

26時間1分

鴨沢まで

2018年7月14日
(確か)ホリデー快速3号に乗って奥多摩駅へ。奥多摩駅到着は9時19分だったか。
いっつも、このホリデー快速の仕組みに悩まされる。
拝島で切り離されて、奥多摩行きと武蔵五日市行きに分かれるってやつ。
今乗っている車両がどっち行きなのかもっと分かりやすくしてほしい。
そんな感じで「運良く」自分の乗っていた車両は奥多摩行きだった。

奥多摩駅の自販機で麦茶ペットボトル2本購入。
9時30分発のバスに乗って鴨沢へ。運悪く、座れずに立ちっぱ。
40分くらいで鴨沢に到着。
早速、受け付けへ。
必携品チェック待ちのとき、直射日光が暑くて、既に汗が。
タープ的なものを用意して欲しいかも(^^;)
無事に受付及び必携品チェックを終える。
その後、下の自販機でスポーツドリンクを購入、日陰のベンチでのんびり待機していた。
ちなみに自販機にはゴミ箱ありました。

スタッフの方が「そろそろ始まりますよ~」って案内してくれたので、上の広場へ移動。

鴨沢~雲取山


主宰武田さんによるブリーフィング


仲間とぺちゃくちゃ喋っていたらいつの間にかスタートしていた。
てなわけで、11時、分水嶺トレイルスターーート。


雲取山登山口
今年もタバスキーが可愛いですな
前にはホソヤマさん。
ホソヤマさんと言えば、FTRの優勝者だったような。
そんな人について行ったら間違いなく潰れる、マイペースを意識して登った。
そいや、道の真ん中とかにシカが沢山いた。何してたんだろう、食事かな。

七ツ石山の分岐を過ぎたあたりで、後ろからホソヤマさんの姿。
てっきり前に居るものだと思っていたのでビックリ。
七ツ石小屋に寄っていたのかな。
CP1の雲取山荘には2時間15分くらいだったか。


雲取山
2時間37分。予定+7分。

雲取山~将監小屋

雲取山~将監小屋の区間で早くもBコース選手に追いつく。
Bの雲取山荘関門は14日の9時なはず、今は13時半くらい。
時間帯的にどこかで寝ていたのかな。
途中から後ろにクマ鈴の音が聞こえるようになってきた。
ずっと後ろをつかれるのはプレッシャーなので、先に行ってもらうため立ち止まった。
ホソヤマさんかと思っていたら、昨年一緒に試走も行っていたタカハシさんだった。
調子が良さそう、ちょっと喋って、ここでも無理に付いて行こうとはせずマイペースを保った。


将監小屋
到着は16時7分。ここでも予定+7分。
タカハシさんとほぼ同時に入った。

ここで今年のトレニックワールドin彩の国100mileを優勝したドイさんと遭遇。
今日はここでテント泊して、明日、甲武信ヶ岳を経て西沢渓谷までのんびり旅だとか。
あーいいなー・・・オレもそっちのプランがいい、、
なんでこんな辛いことやっているんだろう、とか思う。

ペットボトル、お茶はないというので、ポカリを購入。
あと、水場の水を補給。
トイレも済ませてすっきり。
10分、15分くらい滞在して再スタート。
ここから再びトップとなった。

将監小屋~雁坂小屋

将監小屋からは特に何も無く、淡々と進む。


16時54分
唐松尾山
こっからの下り、やっぱりちょっと迷った。


水干への分岐のあたり


17時44分
ちいさな分水嶺
去年はここに撮影スタッフがいたので、今年も?って思っていたけど、誰も居なかった。


17時48分
雁峠からの登り
雁峠にはBのチーム選手がいた。


18時45分
水晶山


CP2の雁坂峠には19時前に到着。
ここまではほぼ予定通り。
カップヌードルを頂く。お湯付きで400円。

雁坂峠ではBに参加のシマヤン、スックンに会った。
シマヤンは15時くらいに到着したけど、さっきまで寝ていたらしい。
0時スタートだから、そりゃ眠いよなー・・。

そしてなんとなく、、この先で潰れる感じがしていた。
自分の身体なので、なんとなく分かる。
恐らくは雲取山からの登りが暑かった、そのツケが身体に溜まっている感じ。
そして案の定潰れた(^^;)

雁坂小屋~


19時21分
雁坂峠
ここにくるといつも「雁坂48」を思い出してしまう。
そんなグループいないのだけど


西破風山
徐々に、先ほど予感していたものが身体に現れ始めていた。
薄っすらと吐き気が。

破風山の避難小屋のベンチにはビビィシートに包まって寝ている選手数名。
通過しようとしたら、名前を呼ばれた。
誰だろうと思って見ると、安走会のセキグチさんだった。
隣には同じく安走会のミヤタさんの姿も。
知り合いに会えるってのはやっぱ嬉しい。

甲武信小屋到着は21時半くらいだったか、予定より20分くらい遅れている。
ここでやったこと、荷物整理、水場で水を補給、「GOレーション」に水を仕込む、トイレ。


甲武信ヶ岳!
到着は21時44分。
そしてこの先、潰れた笑