日光ぶらり温泉旅②(日光湯元~日光白根山ピストン)

日光湯元~日光白根山ピストン

2018年7月1日
2日目は日光湯元~日光白根山までピストンしました。

コース情報

※計測:EPSON WristableGPS SF-710S

ルート

日光湯元~天狗平~前白根山~五色沼避難小屋~白根山~五色沼避難小屋~前白根山~天狗平~日光湯元

距離

12km

累積標高

1447m

所要時間

2時間50分


2018年7月1日
7時ごろ起床。
8時 朝食。
露天風呂入り、9時過ぎ、出発。
14時くらいまでならお風呂掃除していないので、それまでに帰ってくるならお風呂利用しても良いよと言ってもらえる。

日光湯元~天狗平


登山口


スキー場のゲレンデのところからスタート。
併設のキャンプ場には10~20張りくらい。
恐らくはニッコウキスゲであろう、黄色い花を手入れ??しているおじさんに、
「今すれ違った人、(奥白根山)往復で5時間だってよ!頑張って!」
っと言われ、なんとなくタイムトライアルモードに・・・・


ゲレンデは緩やかな登り、日差しがとてつもなく歩い。すぐに滝汗となる。
早くトレイルに入りたい。


林道みたいな道になる

10分ほどでトレイル。
そこから一気に急登。
ハイカーとはたまに出会う感じ。

急登、予想していたよりも長い!
スタート地点の標高は1500mくらい、
一気に2000mくらまでいった。天狗平だったかな。

日光白根山は2500mちょいなので、後500mくらいかー!
とか思っていたら、違った笑

天狗平~日光白根山


前白根まで登ったら目の前に恐らくは日光白根山であろう山が見えた。
山頂には人影が多数見える。
で、、その手前、五色沼だったか、そのあたりまで道は下っている。
遠く、下の方を歩くハイカーの姿が確認出来た。
げ、これ結構な登り返しだ、、と落胆した。


前白根山


五色沼が見える。
昨日の女峰山~男体山もそうだったけど、日光は登り返しがすごい。
日光のキーワードは登り返しだな、とか思う。

前白根からしばらく稜線を進むと、いよいよ下りとなる。
で、その下りにさしかかろうとしたところで、前からトレイルランナー2人組。
そのうちの一人になんだか見覚えがあるなーと思っていたら、ツイッター繋がりで、彩の国のボランティアでもお世話になったCHI-METALさん。
こんなところで会うなんてびっくり。同じく日光白根山を訪れていたのだとか。
どこで知り合いに会うかわからないから、悪いこと、出来ませんね!

下りきった先に避難小屋があった。
そこから平たんな道を少し進み、いよいよ白根山への登りとなった。


白根山の登りはなんとなく北アルプスの雰囲気に似ていた。
白い砂と小さい岩と。
つづら折りの登りを登っていく。
身体の調子が良かったのか、登りも淡々と走って登った。
と、すれ違うハイカーさんに「おお、ここを走るなんてすごいねー!」
なんて言われて、もう歩くことが許されない雰囲気となってしまった。
ちなみに、すれ違う時とか、追い越すときは歩いてます。これ大事。


また、違うハイカーさんから話しかけられる。
「あそこにコマクサがあるわよ!」と。
ん?といった表情をしていると、どうやらコマクサというのは高山植物の女王と呼ばれている花らしく、
確かに遠くの方にピンク色をしたお花が見える。
普通は北アルプスなどでよく見られて、ここ日光白根山では割と珍しい?のだとか。
そうなのか。確かにコマクサに限らず、お花結構咲いていたかも。
記憶に残っているのは、黄色いお花「ニッコウキスゲ」。
これは1日目に中禅寺湖から乗ったバスの運転手さんが最初に教えてくれた。
その運転手さんはガイドが好きなのか(バス会社としてのサービスではなさそ)、運転しながらも時折、左手をご覧ください~とかガイドしてくれた。
が、そのどれもこれもがタイミング悪く、そちらに目をやったときには、「え、どれがそれなんだろう・・」ってなった笑
「左手をご覧くださいー、ほら、キツネがいますよ!」って見ると、もういなかったり。


登り返しは300mくらいだったか。
山頂近くまで登り切った。
特に危険な個所はなかったけど、ここ日光白根山には多くのハイカーの姿。
自分がここまで来た道とは違うルート、ロープウェイを経由してもこれるからだろうか、賑わっていた。


山頂付近、ちょうど、空の雲がはけて、青空が広がっていた。
山頂は岩場っぽいところ、そこには所狭しと集まるハイカーの姿。
その岩場から少し離れたところには大きな広場みたいな空間があった。昔、池だったのかもって感じ。
なんというか、青空と岩と、池と、いい雰囲気だった。人は多いけど。


岩場に上って日光白根山頂を踏んだ。


絶景。いやー来てよかった。1日目の女峰山、男体山はガスで残念だっただけに、この白根山では感動を覚えた。
さすが百名山、と思った。

日光白根山~日光湯元(復路)


10分くらいいたか、もう少しのんびりしたい気もしたけど、タイムトライアルの件もある(^^;)
ゆっくりとその場を離れ、来た道を戻った。
避難小屋への下りの途中で、どうも雲が出てきた感じがある。
さっきまでの青空、タイミングが良かったみたい。

硫黄の温泉効果なのか、身体が軽く、ビュンビュン進んだ。
もしかしたら、CHI-METALさんに追いつけるかも、とか思ったけど、それはなかった。
前白根を過ぎ、天狗平まで戻ってきた。ここから来たときは急登だったけど、激下りとなる。
木の根っこが嫌らしいけど、手を使って淡々と行けばそれほどでもなかった。


そして激下り区間も終わり、いよいよゲレンデに出た。
緩い砂利道の下りをかっ飛ばして、キャンプ場のところまで戻ってきた。
「おじさん!やったよ!3時間切り!」と報告しようと思っていたら、そこにはニッコウキスゲの姿だけ。
おじさんはいなくなっていた・・・。

で、そのまま宿に戻って、シャワーを浴びさせていただいた。
紫雲荘さんありがとうございました!
ここでとりあえずトレラン系の話は終わり。
あとはどうでも良い、グダグダ日記ですよ。


さて、当てのない旅、このあとはどうしよう。
風に吹かれるがまま、湯ノ湖を散策しながら、戦場ヶ原の方を目指して歩くことにした。
走ったらまた汗をかいてしまうので、歩きオンリーで。
湯ノ湖の周りには遊歩道が出来ていて、木の板の上を歩く感じ。
そして湯ノ湖はトラウトのメッカらしい。
釣り人が多くいた。
グハー、俺も釣りたい。ここで釣りも楽しめれば上級の遊び人であろう。


案内


湯ノ湖はそんなに広くなく、1kmくらい歩くと、湖の端に到着した。
そこには湯の滝ってのがあって、ちょっとした観光地になっていた。
山登りではない、一般の観光客も多くいて、ちょっと嫌な感じもしたけど、せっかくだし寄っていくことにした。
案の定、タバコの臭いがしたり・・・。
茶屋、というかコンビニ?売店で何か食べようかとも思ったけど、どれも観光地価格、宿で良いもん食ったしと、ケチった。
そんなに腹も減っていなかったし、カップ味噌の小さいのと、カゴメのスムージーを購入。
外の木のテーブルで一休み。
ここから戦場ヶ原へいけるみたい。いつかまた戦場ヶ原行ってみよう。

湯の滝~東武日光駅

時間もいい感じになってきたし、この湯の滝からバスで日光まで戻ることにした。
運賃は1600円くらいだったか。
途中、いろは坂を下った。
家の近所にぜひ欲しい坂だった笑

気づけば寝ていて、起きたら神橋のあたり。渋滞もしていたので、そこで降りた。
プラプラ歩きながら東武日光駅へ向かう。
いやはや、日光はほんと「湯葉推し」であることが良くわかる。
どの店も湯葉。
そんな湯葉モードを完全に無視して、ガストに入店。チーズインハンバーグを食べた。
で、東武日光駅から特急で北千住まで。電車は結構混んでいた。
北千住の駅のホームに自分が一番だと思っている蕎麦屋、小諸そばを発見。
さっき、チーズインハンバーグを食べたばかりだったけども、かきあげ蕎麦を注文してやった。
この蕎麦屋はネギがセルフサービスで食べ放題なのである。
ネギ好きな自分にとって、それは最高のセルフサービス。
さらに蕎麦湯も提供してくれる。それでいて安くてうまい。
北千住駅、この小諸そばだけではなく、構内には多くの飯屋が入っていた。
北千住に住もうかとも思った。日光も近いし。

こんな感じで日光ぶらり温泉旅は終了。
特急使えば割と近いし、標高もあって、登りも多い、日光気に入りました。
また、行きたいですね(^^)