第3回トレニックワールドin彩の国100マイル完走記④

メモ

大会中に感じたこと、記録など色々メモしておきます。
結構どうでもいいことも書いているので注意!

  • 1日目、昼は日差しが熱く、雨上がりで蒸し暑さも。しかし2017年ほどではなかったか。夜は冷たい風が吹き、少し寒かった。
  • 砂でサラサラで滑る激下り、終盤は前腿が悲鳴を上げた。
  • 夜、南コースの北向地蔵の近くの水場にウサギがいた。水を飲んでいたのかも。奥武蔵でウサギを見たのは初めて!幻覚ではないはず。
  • 北コースの終盤で既に吐き気の兆候。北を終えたニューサンピアでガスター10錠剤を1錠飲んで、カレーを2杯食べた。ガスター10は全部で6錠飲んだ。
  • 今年は南2周目に進む選手へのスペシャルドリンクがなくて残念だった。
  • 北を終えた時点で、ロードを満足に走れないくらい足に乳酸が溜まっている感じだった。  ただ胃は元気。食べたことが良かったのか、その後、走れるようになった。1度や2度、足が疲れてもあきらめないこと。  けど、胃の元気がなくなった終盤、復活は出来なかった・・・・。ウルトラにおいて胃は大事。
  • ムサシのNIは適宜摂取。北で3本、南1で3本、南2で3本。
  • 飲み物は胸ポケットのボトル2本に入れ、基本、どちらも麦茶。
  • マイカップは紙コップ。北を終えたくらいで、水が漏れるくらいになっていた。なので、エイドでもらうシチューとかを入れている紙コップを使い回した。
  • エイドの豆乳が美味しかった。ニューサンピアにデポされていたT村さんの豆乳をこっそりがぶ飲みしようとするも、思いとどまる。逆にユンケル飲まれていたw
  • うさかめ的ベストエイド賞は吾那神社の鶏肉うどん。
  • 粉飴たくさんもらった。欲しい方、差し上げます!
  • 終盤から気づけば、何も食べず、何も飲まずになってしまっていたので、意識的に飲んで、食べるようにしていた。
  • 吐き気はあったものの、吐くことはなかった。
  • 大きい方のトイレは1回のみ。
  • GPS時計、24時間ほどで切れたので、途中からG-SHOCKに交換。G-SHOCKは南2周目突入時に持参。
  • レース中の仮眠はなし、、でもエイドのベンチ、ブルーシートの上で横になって目をつぶって5分くらいってのは2、3回。
  • 試走していたけど、やはり途中でコースの怪しいポイントがあったので、その都度、ジオグラフィカで確認。事前にトラックデータをインポートしておいた。
  • 南2周目の中盤から下りの筋肉が終わったのか、下りがきつかった。
  • レース終わった後は、階段を下るのがかなりつらかった。数時間前まで走っていたことが信じられない。
  • お金を使ったのは、南1周目の西吾野駅にある自販機でドリンク購入時のみ。

エイドで食べたもの

・団子 4粒くらい
・コロッケバーガー 1個
・サンドイッチ 数個
・鶏肉うどん 3杯@吾那神社
・カレー 3杯@ニューサンピア
・シチュー 1杯@桂木観音
・トン汁 2杯くらい
・おいなりさん 3個くらい
・天然カフェイン 8粒くらい
・コーヒーゼリー 2個くらい
・フルーツゼリー 2個くらい
・フルーツポンチのソーダ割 1杯@桂木観音
・クラッカーみたなの 3個くらい
・ポテチ 数枚
・チョコ 2個くらい
・パン カットされた小さいもの 3切れくらい
・ブルーベリー 数個
・トマト 数個


サンピアにはユンケルを置いておき、2回飲みました。

エイドで飲んだもの

・スポーツ麦茶 → 一番多く飲んだ
・豆乳 → 数か所
・ホットコーヒー → 1か所
・マンゴージュース → 1か所、堂平キャンプ場だったか
・野菜ジュース → 数か所
・コーラ → 数か所
・アップルジュース → 1か所、サンピア

持ち物一覧

以下、持ち物リストです。
全部で2.6kgくらいです。

種類1種類2メーカー品名個数重さ
ウェアTシャツパタゴニアノースリーブ1-
ウェア上インナーファイントラックスキンメッシュ ドライレイヤー1-
ウェアアームカバーC3fit1-
ウェアサンバイザーモンベル1-
ウェア短パンTNFフライウェイトレーシングショーツ1-
ウェア下インナーSKINSA400 ハーフタイツ1-
ウェアゲイターC3fitインスピレーションゲイター1-
ウェアシューズアルトラスペリオール3.01-
ウェア靴下C3fitペーパーファイバー5フィンガーソックス1-
ウェア雨具モンベルトレントフライヤー1230
ウェア防風モンベルEXライトウィンドベスト152
ギアザックTNFTR61240
ギア時計EpsonWF-710S1-
ギアボトルモンベル750mlボトル250
ギアライトレッドレンザーH7R.21200
ギアライトペツルイーライト130
ギアライトsony予備電池、単4電池440
ギアタオル100均130
ギアホイッスルモンベル110
ギア防寒エマージェンシーシート1100
ギアトイレモンベル携帯トイレ130
ギアテーピング120
ギアファーストエイド絆創膏、テープ、ガーゼなど150
その他地図大会公式地図130
その他携帯電話iPhone61150
その他貴重品お金、免許証、保険証150
食料飲料スポーツ麦茶11000
食料ジェルベスパりんごジェル1100
食料ジェルSAVASピットインゼリーバー2100
食料ジェル粉飴ジェル130
食料サプリミドリ安全塩熱サプリ130
食料サプリムサシNI315
食料食料ZEN山より団子130

ザック


ノースフェイス TR6を新調した。

レースの直前に新調するパターン。

定価は1万円くらい。ネットで8500円くらいだったので、それで注文。

ただ、サイズがSとLとあるが、ネットの在庫はSのみ。まあ、大丈夫だろうと思ってSを注文したら、思った以上にきつかった・・。

けど、1週間前に山で試したとき、そんなに気にならなかったので、採用。

本番でも特に問題はなかった。が、前にある3本のベルト、紐のうち、一番下のベルトは締めないままだった。

ちなみに体格は176cmの57kgくらい。

胸ポケットにはペットボトルが入る(これはザック選ぶときの必須条件)。

あと前に大きめのポケットが2つあり、今回はそこに全て食べ物を入れていた。

あと、ノースフェイスだから、やはりデザインが良い。それまで使っていたモンベルちゃんも安くていいんだけど、デザインがイマイチ(^^;)

ライト


今回もレッドレンザーH7R.2。特に問題なし。

登りで出力を抑えて、下りで明るくする感じ。

南1が終わったところで、専用バッテリーから単四電池に交換。変えなくても多分もったと思うけど。

防寒

日中帯はノースリーブに短パン。

日が暮れるにつれ、徐々に涼しくなり、アームカバー装着。

夜は冷たい風が吹き、明け方は稜線などで寒かった。

モンベルのEXライトウィンドベストで防寒としたが、明け方はそれでも寒く、モンベルのトレントフライヤーを着用する場面もあった。

必携品の縛りがなければ、トレントフライヤーの代わりにミッドレイヤーとしてパタゴニアのキャプリーンを持っていたかも。

ゲイター

C3fitのゲイターを使用。

元々、持っているものあったけど、緩んでいたので、同じものを新調。

やはり新品はしっかり締め付けられていて良い。

試走

試走は北全部を2回、南8割くらいを2回ほど。南全部は結局やっていない。

その他、部分的な試走を数回。2018年に入ってから奥武蔵へ行ったのは14回。

北の試走時のタイムは日記にも書いていたが、どちらも8時間きるくらい。

1回目は結構な疲労感、とてもじゃないけど南に行ける感じではなかった。

まあ、積雪が結構あったので、それで疲れたのもあるだろうけど。

2回目はワラーチで試してみた。

こちらは登りが軽く、割と余裕を残して走れた。

本番も北だけワラーチで走ろうかとも迷ったけど、荒れたトレイルとかで木の枝が刺さったり、突き上げが痛かったので、やめておいた。

それで、ワラーチとまではいかなくとも、やはり軽いシューズが良いなと思い、それまで本番用として購入したアルトラのローンピーク3.0をやめ、スペリオール3.0を購入。本番はこれで走った。

2017年のレースでは北が7時間50分くらいだったが、試走してみて、当時はよくそのタイムで走ったなーー・・走力落ちたなー・・と思っていた。

が、今年は7時間18分。やはり、レースだとエイドがあるし、体が動くものなのか。

彩の国のコースについては2016年ごろから試走していることもあり、次にどんな山、ピークがあるかなどは大体頭に入っていた。

練習

練習だと思って山に行くのはあまり好きじゃない。

山で遊んで、旅して・・結果、それが練習となっているってのが理想。

週末はなるべく山に通った。

過去30日間データという指標

目標としては週末に50km累積標高3000m以上を走り(出来れば1日で)、それを毎週継続出来ること。

走行距離と累積標高は毎回記録し、Excelで管理している。

月間走行、月間累積標高って指標もあるけど、今回参考にしたのは、過去30日間の合計走行距離、累積標高。

これだと月跨ぎのデータも取れる。

調べてみたら2017年の彩の国前日時点での過去30日データとしては距離297km、累積標高14500mほどだった。
今年もこの辺りで調整しようと思っていた。

2018年の練習

2018年の年明けは調子が良かった。

年末年始の連休中ということもあり、熊野古道のロングトレイル、奥武蔵ロング、彩の国試走、箱根外輪山1周と2週間くらいの間で走った。

疲れもあまり感じておらず、登りもガンガンいけて、今の状態だと彩の国完走出来るな、と思っていた。

箱根を終えた時点での過去30日データは距離505km、累積標高22140mと、距離も初めて500kmを超えていた。

が、箱根の3日後くらいに体調を崩した(^^;)

日中に寒気、夜中に腹痛でほぼ眠ることが出来ず、翌日高熱。

そこからは調子を戻すのが結構大変だった。

土日2日とも寝込むこともあり、山に行けない週も何回か。

ようやく取り戻してきたのが、4月に入ったころ。

このころから転職後に初めてとなる帰宅ランを導入してみた。

スーツはくしゃくしゃにしても大丈夫なユニクロの感動スーツを購入。

会社の帰り、荷物全持ちスタイル、革靴など含めて4kg前後。距離は11kmくらい。

ちなみに普段、平日ロード走るときはほぼワラーチ。

トレミデビュー

そういえばこの頃、トレミデビューした。

結局、5回。基本傾斜15%で1時間以上。5~7km/mくらいのペースで。

トレミ、なかなかいいかも。いかにも練習って感じがあれだけど。

最後の仕上げ

最後の仕上げとして、GW中に行った分水嶺試走と愛知県東海自然歩道。

この時点で過去30日データは416km、21525m。

あとは大会まで2週間、疲労を抜いていこうと思った。

が、全然抜けなかった(^^;)

本番の前週に最後の試走で南の一区間を走ったけど、登りが重い。平日ロードを走っても重い。

スイムでの疲労抜き、炭酸泉、寝る前にサプリなどやったけど、足が重いまま。

あと、会社での疲れ、これを最大限残さないようにした。

昼は昼寝15分くらい、夜は早く寝る、金曜日は午後半休とって、早く寝る。

大会前日での30日データは311km、17581m、数字だけ見れば満足な値。

2017年よりも練習量が多い状態となった。

けど、体感では昨年よりも走力が落ちている感じ、登りがダメな感覚。

ロングトレイルの練習

長くても60kmくらいのトレイルしか走っていなかった。

夜通しで100km以上とかはやっていない。

ただ、宿泊して連日50km&50kmとかは何回かやった。ロードじゃなくてトレイルで。

その場合、宿泊用の荷物も全て背負うことになるので、当然重くなる。

重いって言ってもせいぜい5kgくらいだけど。

個人タイム分析

記録はトータルで30時間52分。内訳は以下の通り。

北:7時間18分
サンピア休憩:14分
南1:10時間39分
サンピア休憩:15分
南2:12時間25分

南2周目と南1周目のタイム比率

南2 / 南1が116%と、2周目は16%増しのタイムとなった。

2017年はこれが105%だったので、今年は南2周目で大きく落ちる結果となった。

区間別でみると、竹寺~吾那神社が130%と一番落ちていた。ポンプ場後のバリルート、、辛かったもんなーー(^^;)
北&南1で18時間12分なので、突っ込みすぎたのか(2017年は20時間17分)。突っ込んだつもりはなかったけど・・。

完走者データ分析

2017~2019年の完走者平均データ


※2019年に関して、ニューサンピアoutの記録がないデータが数件あり、
そちらはinタイムからの計測としております(例えば、南1のタイムに北終えた後のサンピア休憩時間を含めている)。

・各ステージのタイム

3年分の完走者のデータを集計して、平均値を算出しました。

これによると、北コース:7時間50分、南1コース:11時間30分、南2コース:12時間40分

というのが完走者のざっくり平均値のようです。

・サンピアでの休憩時間

周回を終えたサンピアでの休憩時間について、

これも例年で大きく異なることはなく、

1回目:18分
2回目:23分

程度という結果が出ました。
※1回目=北~南1、2回目=南1~南2

・南2 ÷ 南1の平均値

2017年完走者15名:112.4%
2018年完走者35名:111.1%(※完走者は36名だが、1名データなし)
2019年完走者33名:107.9%
※合計値から算出した値ではなく、個々の比率の平均値となります。

南2周目は南1周目から約1割増しとなるみたいですね。

レース計画する上での参考になれば。

最後に

応援してくださった方々、スタッフの方々、そして山に付き合ってくれた友人たち、ありがとうございました。

レース期間中、多くの方から「うさかめさんですよね?ブログ参考になりました!」って声をかけて頂きました。嬉しかったです(^^)

けど、、なんで自分って分かったのだろう(^^;)

自分は滅多に自分の写真を載せないので。

実行委員のS石さん曰く、来年もやるらしいです、彩の国。

この日記が来年の彩の国攻略の手助けとなれば幸いです!