ワラーチ6作目 約1000km走破

ワラーチ6作目の走行距離が約1000kmに到達

2017年6月に作成したワラーチ6作目の走行距離が約1000kmとなりました(2018年2月現在)。
結果、6作目はいくつかのポイントから過去最高の出来上がりと自負しています。
また、1000km走ったワラーチの状態はどのようなものなのか?
それらについて言及していきたいと思います。

ワラーチ6作目の良いポイント

1.フットベッドのレザーの耐久性が良い

これまで自分が作成したきたワラーチのフットベッドはゴムかウェットスーツでした。
しかしながら、走行距離が200km、300kmを越えたあたりから劣化が始まり、「削れ」や「裂け」が発生してしまいます。
穴の部分から裂けてしまうこともしばしば、、、。
それに比べレザーは今のところ目立った劣化は確認出来ていません。
6作目は穴の開け方を少し工夫したこともあるのかもしれません(詳しくは6作目の作成ページで)。

2.サイズがぴったりかやや小さめで良い

これまでのワラーチ製作では、型取りの時に「余白」をとって作成してきましたが、6作目においては余白はほぼなしで作成しました。
結果、足捌きが良くなったような感じがあります。
単純に軽くなったということもあるのかもしれません。
ちなみにワラーチ6作目の重量は片足で約80gです。

ワラーチ6作目 1000km後の状態

ワラーチ6作目の1000km走破後の状態をみていきます。
ちなみに紐は2回ほど交換しています。
写真は交換直後。

表面


前述の通り、フットベッドのレザーには大きな損傷は見当たりません。

裏面


「拇指球」と「子指球」、それから「踵の外側」辺りの擦り減りが目立ちます。
これはフォームとか着地の癖とかが関連してそうですが、自分の場合はどうなのでしょう。
このあたりの知識は疎いです(^^;)

側面(内側)


親指辺りのヘコミが目立ちます。
これは他の作品も同じ。
親指に力が入っているのでしょうか。

側面(外側)


踵の外側のヘコミが目立ちます。
裏面も踵の外側が磨り減っていたので、このあたりに力が入っているのか。


指の先端は写真の通り、少しはみ出るくらいです。


踵は若干の余白がある程度。

紐の交換タイミング

1000km走ってきた中で、紐の交換は2回か3回行いました。
どれも切れたからではなく、劣化とフィット感の理由からです。

劣化が一番激しいのは、外側の穴部分。
クロスさせており、そこに力が加わるため徐々に削れてきてしまいます。

あと、長く走っていると紐が少し柔らかくなり、そのせいなのか踵部分の紐がズレやすくなってきます。
前述の穴部分での劣化も関係してるのかも。
で、交換すればこの踵のズレが解消される感じがあります。

あと何キロ走れるか

ワラーチ6作目。
まだまだ走れそうな感じがあります。
これまでの最高記録はワラーチ2足目の1350km程度。
しかし2足目は途中でフットベッドを貼り直しているので、今回は張替えなしでその記録を越えそうな感じです。

ちなみにレザーの耐久性はこれまでの中で最高ですが、泥や雨にはやはり弱い感じ。
これはゴムやウェットスーツでも同じでしたがね。
泥、雨にも強く、耐久性もあるフットベッド素材、他に何かありますかね~。