STC48①梅沢海岸~丹沢山


梅沢海岸

STC48

2017年3月19日から3月20日にかけてSTC48を走ってきました。
STC48とは「Sea To Chichibu CT48h」の略で、海から秩父までコースタイム48時間のルートを走破しようという企画です。
ルールとしては「丹沢山」「大岳山」「武甲山」の三つの山を踏破すること。
その他のルートは自由、宿泊も自由。
最短ルートを作成した結果、コースタイムが大よそ48時間となったのです。
事前に計画したページはこちら → STC48計画
ヤマレコページはこちら → 海~丹沢山~大岳山~武甲山~秩父神社

コース情報

※EPSON WristableGPS SF-710Sで計測して取得したGPXファイルをGoogleMapに取り込み

ルート / コースタイム


※事前に想定したルートと各区間のコースタイムです。

丹沢を下山した後に若干ルート変更。
想定:上青根→月夜野→平野峠→奥牧野
実際:上青根→東野バス停→天神峠→奥牧野

距離

約125km(1日目:55km / 2日目:70km)

累積標高

約8000m(1日目:3000m / 2日目:5000m)

所要時間

23時間31分(1日目:9時間32分 / 2日目:13時間58分)
※宿泊滞在時間を除く

スタート / 梅沢海岸


6時34分
始発で二宮駅へ。


6時54分
二宮駅から徒歩にてスタート会場である梅沢海岸へ。


釣りをしている人、犬の散歩をしている人。
そこには海の近くに住む人々の朝がありました。
ちょっと場違いだなと思いつつ、準備を進めます。
気温はさほど寒くなく、朝の時間帯でこれなら昼間は暑くなりそうな予感。
短パンになり準備OK。

海から秩父へ。
潮が満ちてきたタイミングで海水に手を伸ばして・・・よしスタートだ!!
2017年3月19日7時過ぎ、人知れずSTC48のスタートとなりました。

梅沢海岸~大倉バス停


7時40分
国道71号線を進みます。


8時3分
小泉牧場の辺り。
牛の糞の臭いが辛かった(^^;)


8時6分
秦野市の町並み、そしてその奥に丹沢山塊が見えてきました!
あそこを越えていくのか。


写真を撮影していたらどこからともなく
「あなたは見られています。ゴミは持ち帰りましょう!」
と声がしてびっくり。
どうやら自動アナウンスが流れているようでした。
最初、「あなたは乱れています。」って聞こえて、なんでや!ってなりました笑

その先の「セブンイレブン 秦野平沢南店」で最初の休憩。
アジご飯弁当300円と最近のお気に入り「カゴメ豆乳バナナスムージー」を補給する。


9時5分
スタートから大よそ2時間で大倉バス停に到着。
海からの距離は17kmくらいでした。
ほぼほぼ想定通りのペース。
ここ1ヶ月くらい左膝の鵞足炎をやってしまっていたので、それが時たま痛みましたが、山に入っちゃえばなんとかなりそうです。

大倉バス停~塔ノ岳


大倉からは定番ルートで塔ノ岳を目指します。
通称「バカ尾根」ですね。
一気に1000mくらい登ります。
自分は丹沢はどうも苦手であまり来ません。
最後に来たのは昨年のボッカ駅伝の時かな?懐かしい。

バカ尾根を登り始めて、ボッカ駅伝の第4区に入った頃、ちょっと先に短パンの女性。
知り合いのアンさんでした(^^)
あと、連れ添いの方も見覚えのある顔。
こちらはツイッターで繋がっているオカダさんでした。
ボッカ駅伝の練習をしているのだとか。
思わぬところで知り合いに出会って元気出ました(^^)


10時35分
塔ノ岳に到着。
雪がちらほら見受けられます。
ここの山荘ではサイダー缶300円を購入。
どことなく店員の男(天然パーマ風)は無愛想。
塔ノ岳ってかなり人も多いし、多くの接客で疲れているのかも。
さて、人の多いところは苦手なので、そそくさと丹沢山を目指します。
堂々と喫煙しているハイカーもいたし・・・。

塔ノ岳~丹沢山


塔ノ岳を出発してすぐの下りで滑る滑る・・・・。
今回のシューズはアルトラのONEというロード用のシューズです(コンセプト的にはトレイルもちょっとなら大丈夫)。
事前調査の結果からアイゼンは不要と判断していたのです。
積雪、アイスバーンのが多いのは檜洞丸辺りだと。
んー余りにも酷いようだとSTC48は中止だな・・と思いながらも進む。


アイスバーンが酷かったのは塔ノ岳すぐの下りだけで、その後は割りと大丈夫でした。


しかし、泥が酷いです。


11時32分
1つ目のチェックポイントである「丹沢山」に到着。
塔ノ岳→丹沢山は雪・泥でペースが落ちました。

山荘で水300円を購入。
塔ノ岳の山荘では水400円だったので、丹沢山の方が安いです。
丹沢山の方が山域としては奥にあるのに不思議です。

さて、この先について雪・泥・アイスバーンをなるべく避けるルートをとりたい。
山荘の方に以下で相談。
当初予定:丹沢山→蛭ヶ岳→姫次→黍殻山非難小屋→東野
迂回ルート:丹沢山→本間ノ頭→黍殻山非難小屋→東野
が、本間ノ頭→黍殻山非難小屋の区間はバリエーションルート(地図で破線。一般的な登山道ではなく、踏み跡が少なかったり、迷いやすいルート)を通過すること。
蛭ヶ岳方面からハイカーも何人か来ていることから、蛭ヶ岳経由での東野下山が良いのでは?と言われました。
ということで、当初予定通りで蛭ヶ岳へ進むことに。
山小屋を出る際、「頑張ってね!」と飴を2つもらいました。ありがとうございます。嬉しいですね(^^)