奥武蔵トレイル(東吾野-刈場坂峠-伊豆ヶ岳-子ノ権現-こもれびの湯)

奥武蔵トレイルへ

2017年3月12日 冬の寒さがまだ残るこの季節に奥武蔵のトレイルを走ってきました。
ここ1週間、左膝の鵞足炎をやってしまい、また風邪なのかだるさもあったので、「手軽&エスケープし易い」という条件でこのルートとしました。
ユガテ・エビガ坂辺りから刈場坂峠までは奥武蔵グリーンラインがほぼほぼ平行して走っているので、何かあってもロードに出られる安心感があります。
奥武蔵グリーンラインは自転車、バイクが多くツーリングしている道です。

コース情報

ルート

東吾野駅 → ユガテ → 一本杉峠 → 諏訪神社 → 顔振峠 → 傘杉峠 → 関八州見晴台 → 飯盛峠 → ブナ峠 → 刈場坂峠 → 虚空蔵峠 → 旧正丸峠 → 正丸峠(奥村茶屋) → 長岩峠 → 伊豆ヶ岳 → 古御岳 → 高畑山 → 天目指峠 → 子ノ権現 → 休暇村奥武蔵こもれびの湯

距離

30.6km

累積標高

2016m

所要時間

5時間8分

補給ポイント

顔振峠、刈場坂峠(移動茶屋の為、営業していないことも多々あり)、正丸峠、子ノ権現

※計測:EPSON WristableGPS SF-710S

東吾野駅→顔振峠

東吾野駅をスタート。
東吾野駅には自販機あります。売店などはありません。
ただ、自販機にキットカット(チョコ)とポテトチップスの取り扱いがあります。
東吾野駅から道路を横断し、吾野神社からトレイルに入ります。


朝日が気持ちの良いトレイルを進みます。


特に迷うポイントもなく顔振峠へ。
顔振峠には茶屋が2軒あります。顔振茶屋 (かおぶりちゃや)と平九郎茶屋 (へいくろうちゃや)。
どっちがオススメとも言えないですが、顔振茶屋のマスターはギターの弾き語りなんかもしてくれる愉快な方。
自動販売機あります。


顔振峠からの景色。
花も咲いており、春の訪れを感じることが出来ました。

顔振峠→関八州見晴台

顔振峠からしばらくロードを走ります。1km~2kmくらい。
一旦トレイルに入って傘杉峠。
その先でぐいっと登って関八州見晴台。
関八州見晴台は見晴台というだけあって景色の良い場所です。

関八州見晴台→刈場坂峠

関八州見晴台からはしばらく奥武蔵グリーンラインとトレイルを行き来しながら進みます。
刈場坂峠には移動茶屋 ルートスリーが来ていることがあります。
この日は休みなのか来ていませんでした。
トイレで用を足して進みます。

刈場坂峠→正丸峠

刈場坂峠から少し進んだところで奥武蔵グリーンラインとはお別れし、正丸峠へと進みます。
分岐には道標があるので迷うことはないと思います。
分岐から正丸峠までは行きも帰りも同じコースタイム。
要は登り基調でもなく、下り基調でもないアップダウンを繰り返す道です。
途中の旧正丸峠からは正丸駅へのエスケープルートもありました。


難なく正丸峠に到着。
正丸峠には奥村茶屋で補給可能です。

正丸峠→伊豆ヶ岳

正丸峠より伊豆ヶ岳までは急勾配な登りが数箇所。
また、伊豆ヶ岳の手前には男坂と女坂があり、男坂は岩場となっています。


男坂の岩場です。
長い上に急勾配。
鎖を駆使して登っていきます。
雨の日は危険なので避けた方が良いでしょう。
また、この岩場を下ることは危険なのでオススメ出来ません。


伊豆ヶ岳に到着。
数組のハイカーさんがランチをとっていました。

伊豆ヶ岳→子ノ権現

伊豆ヶ岳からちょっと下って古御岳へ。
古御岳手前は急登です。
古御岳には東屋があるので一息入れるのも良いかもしれません。

高畑山を過ぎ、下ったところで天目指峠。
天目指峠はロードと交差する峠です。
天目指峠から登り返して子ノ権現。
子ノ権現には茶屋があり補給出来ます。


ここの炊き込みご飯は100円と破格。そして美味しいのです。


今日は山菜蕎麦を注文してみました。
こちらも500円と山にしては格安。
山菜の天ぷらまで入っており具沢山でした(^^)

子ノ権現→こもれびの湯

子ノ権現からは西吾野駅方面を目指します。
1kmほどトレイルを下ってロードへ。
ロードをさらに1kmほど下ると国道299号線に出ます。
国道299号線に出たら、向かって右側へ。
1kmほど進んだところで休暇村奥武蔵 こもれびの湯に到着です。

こもれびの湯の日帰り湯は16時まで。
入浴料は620円と他の山間にある温泉に比べると安い値段設定。
水風呂もあるので熱いお湯と交互に入って交代浴で疲労回復。

こもれびの湯からは吾野駅まで無料の送迎バスが出ています。
大体1時間に一本。
自分は15時25分の便に乗りました。16時25分が最終のようです。

距離は約30km、良い間隔で補給ポイントもあり、エスケープも容易なのでトレラン初心者にも良いコースかも。
ただ、伊豆ヶ岳の岩場は危険なので、自信ない方は女坂をオススメします。