初詣トレラン(奥多摩駅~雲取山~三峰神社)

初詣へ

2017年1月7日に初詣トレランへ行きました。
目的地は「三峰神社」、奥多摩駅から雲取山経由で約30kmの道のりです。
ちなみに雲取山の標高は「2017.1m」で標高と年月が同じとなり、パワースポットになっているわけです。
スタートは単独、途中で鴨沢から登ってくるハイキング組と合流の予定です。

コース

コース:奥多摩駅 → 三ノ木戸山分岐 → 六ツ石山 → 水根山 → 鷹ノ巣山 → 巳ノ戸ノ大クビレ → 千本ツツジ → 七ツ石山 → ブナ坂 → 奥多摩小屋 → 小雲取山 → 雲取山 → 雲取山荘 → 大ダワ → 白岩小屋 → 前白岩の肩 → 霧藻ヶ峰 → 炭焼平 → 三峰神社
距離:約30km
累積標高:2597m
計測:EPSON WristableGPS SF-710S

奥多摩駅へ

朝は始発に乗るため3時50分起き。
4時51分最寄り駅を出発。
予定では7時18分に奥多摩駅到着。
が、青梅駅手前で尿意に襲われ、我慢できずに下車。
結局、1本後の列車の乗車し、奥多摩駅には7時37分到着となりました。
ちなみに青梅駅から先のどこだったか駅名は忘れましたが、5分くらい接続関係で停車する駅があったので、そのタイミングで用を足せば電車を遅らせることなく行けたのかなとも思いました。

駅を出て外にあるトイレでコンタクトレンズを入れる。
奥多摩駅から雲取山に行く場合、一番多いパターンとしては奥多摩駅からバスで鴨沢まで行き、そこから七ッ石山経由で登るコース。
鴨沢行きのバス始発は8時35分とあり、まだこの時間の奥多摩駅にハイカーはまばらでした。
奥多摩駅8時21分着のホリデー快速なんかはハイカーで大混雑なんでしょうね。


奥多摩駅を出て、すぐのところに商店があります。
8時前のこの時間帯でも営業しているため、山に入る前の補給場所としてとても助かります。
2016年3月の時もこの時間帯に営業していたので、年中営業しているのかも(過度の期待は禁物)。
肉まんとお茶(350ml)を購入。肉まんはその場で食べる。

スタート

外は寒いが、すぐに暑くなるだろうと思われる気温。
上はミッドレイヤーにパタゴニアキャプリーン サーマルウィト、アウターにTNFの防風ジャケット、下はファイントラック ドラウトセンサーパンツ。
手袋はモンベルのウィンドストッパーミトン。
最近のお決まりの装備。
スタートは8時前。
雲取山で合流するハイカー組より言い渡された雲取山の「関門時間」は11時30分。
3時間30分で雲取山までいけるか!?

スタートして奥多摩「むかし道」方面へ進む。
登りのロードとなります。
すぐの分岐で羽黒三田神社へと続くトレイルへ(ここはちょっと分かり辛い、マップ参照)。
羽黒三田神社で既に暑くなり、ドラウトセンサーパンツを脱ぎ、素足&短パンに。
その先で一旦ロードとなります。
ロードに出て1回ヘアピンカーブ、その先に二股の分岐あり。
ここの分岐の道標ではまっすぐ方向に「六ッ石山・雲取山」とありますが、そちらだとロードを長く登ることになります。
右には「東京農業大学 奥多摩演習林」の文字があります。
これは右へと進みます。すぐに左手に尾根を登るトレイルの入り口が現れます。

六ッ石山・鷹ノ巣山


六ッ石山まではほぼ登り。
暑くなり、上も脱いで半袖&アームカバーへ。
途中で一人トレイルランナーを追い越します。
あと、数名、昨晩に鷹ノ巣山避難小屋に泊まっていたと思われるハイカーとすれ違う。

六ッ石山から先は城山、鷹ノ巣山の巻き道へ。
この辺りでお腹が冷えたのか、腹痛。
水根山を過ぎる辺りで腹痛のピーク。
と、そこで動物の気配。右斜面にシカが数匹。気が少し紛れる
が、いよいよもうダメか、と思われた頃に鷹ノ巣山の避難小屋に到着。


スタートしてから2時間弱で鷹ノ巣山避難小屋に到着となりました。
時刻は9時50分、関門の11時30分までは約1時間40分。ここまでざっくりコースタイム40%くらいで来れました。
あとはCT50%のスピードでも間に合いそう。
そしてトイレへ駆け込み寺。ここにはトイレットペーパーはないので注意。

高丸山・七ッ石山


鷹ノ巣山避難小屋までは登り一辺倒でしたが、ここからアップダウンを繰り返すようになりました。
鷹ノ巣山避難小屋は標高1570m、雲取山まで後400mちょい登れば終わりか~♪なんて思っていましたが、そんなことはありませんでした(^^;)


今日は天気よく、富士山がくっきり!


登ります。
日陰名栗山への登りだったか。
日陰名栗山とこの先の高丸山は巻き道があるようです。
が、気付かず登ってしまいました。
特にこれといった展望はないので巻き道でも良かった・・。
高丸山でまたアップダウンを繰り返す。
そして鴨沢からの合流地点のちょっと先でハイカー組と無事合流。


登って・・


10時41分、七ッ石山到着。

雲取山


富士山がくっきり。


小雲取山の先から雲取避難小屋を見上げるこの景色が好きです。
さあ、最後の登り!


11時30分、雲取山到着となりました。


登ってきた道を振り返る。


埼玉県側の山頂。


2017年記念の道標も。


ハイカー組とランチとなりました。
コーヒーを頂く。

三峰神社へ

さて、小1時間ほど雲取山頂でのんびりとした後は、ハイカー組に紛れ込んでいたT村氏と三峰神社へ。
雲取山から雲取山荘までの区間は日当たり悪く、冬の時期にアイスバーンになりやすい区間です。
が、この時は前々大丈夫でした(が、翌日はかなり雪が降ったらしい)。
持参したアイゼンも活躍の場はなく。

自分がずっと気になっていたのは雲取山荘では水、食料の販売はあるのかということ。
奥多摩駅~雲取山~奥多摩駅ぐるり50kmの時なんかには重要事項ですし。
ネットで調べてみてもあまりそこについて言及している文献は見当たらず。
結果、食料も水も販売しているだろうということでした。
だろうというのは、実際には買っていないのですが、中に入った雰囲気とT村さんに聞いたことにより。
ただ、山荘の人の対応、接客がいまいちだとか(^^;)


大ダワから芋の木ドッケを巻いて白岩山へと向かう区間は積雪があるとアイゼンがないと通過が危険な箇所。
今日は雪もないので特に問題なく進めました。


14時18分 お清平。


14時28分 霧藻ヶ峰の茶屋。
営業していました。
カップ麺、ドリンク類販売確認。


14時58分 三峰神社入り口に到着。
三峰神社からは西武秩父駅までバスが出ています。最終は16時35分。
時間まで初詣とします。


立派な門。中華街みたいですね。
初詣を無事終え、おみくじを引く。結果は末吉。ぱっとしない。
バスの出発までどこかで飯でも食べようかと、フラフラしていると神社内に日帰り湯を発見。
神社内に日帰り湯なんてあることにびっくり。宿泊も出来るようですね。
600円を支払い入浴。最終受付は17時まででした。


最終バスに乗り、ぶらり1時間30分ほど揺られて西武秩父駅に到着。あたりは既に真っ暗。
居酒屋『駅前』へ。
1日10色限定の具沢山豚汁定食を注文。650円。
あと柚子大根、牛スジの煮込みなど。
西武秩父駅からは奮発して特急で池袋へ。
無事帰宅。
これにて初詣トレランは終了です。
2016年の年末に熊野本宮に行けなかったこともあり、今回は目的を果たせて良かったです。
距離は30kmですが、標高2000mを越える雲取山を経由し、三峰神社へと抜けるこのコースはなかなかダイナミックで面白いですね。
ゴール後は西武秩父で観光も出来るし。


「おまけ」
おみくじは見事に洗濯してしまったとさ・・。

おわり