冬の大峯奥駈道縦走旅 まとめ編

持ち物

以下に持ち物リストを記載します。
重量はざっくりです。
ザックの重さは8kg程度でした。
使えたもの、使えなかったものなどちょっとずつ更新予定です。

種類品名メーカー詳細重量備考
ベースレイヤー速乾T-
ベースレイヤーC3fitパフォーマンスロングタイツ-
短パンユニクロ撥水素材-
防風ジャケットノースフェイススワローテイルベントフーディ-
ネックウォーマーBUFF-
靴下c3fit和紙5本指ソックス(予備)-
シューズアルトラオリンパス-
手袋ファイントラックパワーメッシュインナーグローブ-
手袋モンベルウィンドストッパートレッキングミトン-
手袋モンベルオーバーミトン-
ゲイターモンベルGORE-TEX ライトスパッツ ロング-
ギア時計EPSONWristableGPS SF-710S-
防水ジャケットモンベルトレントフライヤー270
防水パンツモンベルバーサライトパンツ93
ミッドレイヤーパタゴニアキャプリーン4190
ミッドレイヤーファイントラックドラウトセンサーパンツ188
ベースレイヤー速乾T(予備)100着替え用
防寒具ユニクロヒートテックエキストラウォーム100就寝時用
防寒具ユニクロ暖パン250就寝時用
防寒具モンベルクリマプラス 100 プリント ソックスフィット55就寝時用
防寒具ユニクロULダウンジャケット230
帽子モンベルシャミース ボルカノキャップ30
靴下c3fit和紙5本指ソックス30
シューズビブラムワラーチ5100
食料パン食用パン100
食料クリフバークリフバー×3300
食料アルファ米アルファ米×2200
食料アーモンドアーモンド小袋×3100
食料ジェルSAVAS ピットインリゼリーバー×3150
食料ジェルパワージェル×182
飲料水容器プラティパスSOFT BOTTLE 1.0L 35
飲料1000
飲料サプリメントMAGMA3袋40
ギアザックマックパックアンプレース401300
ギア地図大峰山脈40山と高原の地図をカラーコピー。A4ジップロック袋。
ギアモンベル10
ギアファーストエイドキット100絆創膏、テーピング
ギアヘッドライトGENTOSHW-888H192電池込み
ギアハンドライトGENTOSSG-325102電池込み
ギア熊鈴モンベル20
ギアタオルタオル×2100
ギアデジタルカメラpentaxOptio WG-2 GPS177
ギアストックBKウルトラディスタンス270
ギアUSB予備電源110
ギア浄水器SAWYER Mini74
ギアアルコールストーブトランギアアルコールバーナー110
ギアアルコールストーブ五徳トランギアB25用ゴトク TR-28150アルミ製
ギアアルコール120薬局で購入。ミニボトルに詰めた。
寝袋モンベルダウンハガー800#5450スタッフバック込み
ツエルトヘリテイジストックシェルター270
ペグ4本45
シェラフカバーモンベルSOLエスケープライトビビィ156
マット山と道U.L.Pad15s+113
マット銀マット30100均で購入
モンベルU.L.コンフォートシステムピロー90
コンタクトレンズ255日分
歯ブラシ10
髭剃り10
メガネZoff50
耳栓5
マスク5
トイレットペーパー20
ipodシャッフル30
貴重健康保険証5
貴重クレジットカード5
貴重お金3万円以上30交通費等
貴重携帯電話iPhone6128

モンベル GORE-TEX ロングスパッツ


モンベルのスパッツ(ゲイター)です。
雪山ハイクになるだろうと想定していたので、直前に購入しました。
モンベルのスパッツには長さから素材まで様々種類があります。
長さはどれくらいの積雪量まで耐えられるかだと思います。
自分はここで結構悩みました。
最初はセミロングを検討していましたが、試着してみて丁度脹脛の中央部にスパッツの上部がくる形になり、これはずり落ちそうだなと感じました。
実際、調べてみるとセミロングはそういった理由で勧めないという記事も見かけました。
大は小を兼ねるということで膝下まで覆えるロングスパッツを購入。
長くなることによるデメリットは重さと値段が若干高いことくらい、、どちらも大したものではないので(^^;)
ちなみに素材はゴアテックスからそうでない撥水のもの、そしてアイゼン装着時の擦れから守るために頑丈な素材を使っているものまでありました。
頑丈な素材は重かったので、ゴアテックスとしました。アイゼンが擦れるってのも、フォームである程度対応出来そう?と感じましたし。

実際、大峯奥駈道へ行ってみてやはりロングスパッツで良かったなと思いました。時折、ズボっと足が埋もれることがありましたが、膝下まで覆われているスパッツだと安心感ありました。
ただ、問題であったのはスパッツ装着のためにシューズ裏に通している紐パーツが、下りで外れてしまうことが多々あったこと。
特にズリズリシューズを滑らせるような下り方をすれば、ほぼ一発で紐が「テロン」と踵側に上がってしまいスパッツが固定されなくなります。
これはロングスパッツであれ、セミロングであれ全てのスパッツで共通の問題です。
今回の行程で20、30回はこれのために紐を付け直しました(^^;)
多分ですが、アイゼンを装着していればアイゼンの爪が引っかかりとなって「テロン」と紐がずれることはないのかもしれません。
(今回、アイゼン購入したものの、持参せずでした・・)

あと、シューズはアルトラのオリンパスというトレイルランニング用のシューズなので、踝は覆われていません。
また、c3fitのロングタイツ、ファイントラックのドラウトセンサーパンツを履きながらの走行でしたが、それらでは踝が覆われることはなく、若干寒かったです。
途中からスパッツを装着したわけですが、スパッツ装着により踝が覆われるので「保温」の効果もありました。
色々と書きましたが、ロングスパッツはトレイルランナーであれ、1セットあれば安心なアイテムだと思います。

就寝時のアイテム

今回は山小屋での宿泊を想定した装備で行きました。
それでも万が一のときのためにストックシェルターでビバーク出来る装備で行きましたが。
山小屋でも標高は1500mを超え、季節は冬、かなりの寒さを覚悟しました。
シュラフはモンベルのダウンハガー800#5。リミット4度。正直、今回の行程においては心もとないアイテムだと思います。
が、新調するのも気が引ける。2015年に参加したOMMでは雪もある中、結構寒かったのですが、これで眠れた経験あったので大丈夫だろうと思いました。
シュラフカバーはSOLのヴィヴィシート。
あと山と道のULパッドに100均で購入した銀マット。銀マットはストックシェルターの場合のグランドシートとして。
枕は自分の中で結構重要アイテムなので、ザックを枕代わりとかにはしないで、モンベルのU.L.コンフォートシステムピローを使用しています。

あとは寝るときの衣服。
上は・・
ベースレイヤーにユニクロのエクストラウォーム(極暖)。
その上にパタゴニアのキャプリーンサーマルウェイト(旧キャプ4)。
その上にユニクロのウルトラダウンジャケット。
あと、これはあまり効果ないかもだけど、防風ジャケットも着ました。とりあえず、あるものは着とけって感じです(^^;)

下は・・・
ベースにc3fitのロングタイツ。これは就寝時の着用は推奨されていませんが、脱ぐのが面倒だったのでそのまま着用して寝ました。
その上にファイントラックのドラウトセンサー。
その上にユニクロの暖パン(関西ではシャカパンとも?)。
最初はドラウトセンサーだけでと考えていましたが、寒さが怖くなり、実家にあった暖パンを持参しました(^^;)
暖パンは正確な重量は分からないですが300g程度か、荷物にはなりましたがあって良かったです。
モンベルからもっと軽いダウン素材のズボンが発売されているので、お金に余裕あればそれが欲しかったです。
あと、靴下、行動時に履いていたものは和紙ソックスでしたが、濡れてしまったので、替えの和紙ソックスに履き替えました。
で、さらにモンベルのクリマプラスの防寒ソックスを着用。自分は指先が冷えるほうなので就寝時用の靴下重要でした。

あとは小屋にあった毛布を下と上にセットしてハンバーガー状態に。
これらの装備で夜は快適とまではいかなくとも、寒さで震えて眠れないなんてことはなく、割と快眠でした。
朝起きると小屋の中に置いていた飲料は凍ったままだったし、装備品についていた雪も溶けることなく、そしてシューズはカチンコチンに凍っていた(^^;)ので、小屋の中は氷点下だったと思います。
唯一、露出していた口、鼻部分が冷たかったですね。

手袋

手袋はモンベルのウィンドストッパートレッキングミトンをベースに、その上からモンベルのオーバーミトンを装着。
ウィンドストッパートレッキングミトンはかなり使えます。
寒くて手がかじかんでいても、指がすぐに出るので便利。
この二つを装着していても指の感覚がなくなる場面もありましたが、数十分行動していると暖まってくる感じでした。
装着時に手袋の中に自分の暖かい息を吹き込んでおくと、暖まるのが早かった気がします。
手が死んでしまうのは結構問題です。
補給やジッパーの開け閉めなど、指先を使う全ての行動が難しく、また面倒になってしまいます。