冬の大峯奥駈道縦走2日目(行者還小屋~弥山~八経ヶ岳~天川川合)

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GPS記録(2日目)


距離:20.1km
累積標高:1301m
時間:7時間26分(06:01-13:30)
計測:EPSON WristableGPS SF-710S

2日目(2016年12月31日)

本日は2016年12月31日、大晦日です。
2日目は4時ごろ起床の予定でしたが、寒すぎてシュラフより出るのが億劫・・。
結局、5時前より準備開始となりました。

昨日から考えていましたが、今日はエスケープする予定です。
理由は想定以上の積雪量。
それにより大幅ペースダウン。昨日の行者還小屋への到着は2時間ほど遅れました。
コースタイムで進むのがやっとの区間も。
予備日を使えば走破出来るとも思われましたが、食料にちょっと不安。
そしてもうこれ以上寒くて暗い闇を味わいたくないっていう気持ちも・・(^^;)
あと、12月20日に参加した「箱根駅伝ウルトラ」でどうも膝を痛めてしまったようで、それがまだ長引いています。
まあ、こんなところまで来たんだし、百名山である八経ヶ岳はせめて踏んでいこう。

シューズを履こうとして唖然。
なんとシューズが凍り付いてカチンカチンです。
履くのに随分苦労しました。
そして6時前、まだ暗い中出発。
吹雪いており、かなり寒いです・・。
進行方向右側に薄っすらと日の出の気配。
「ん・・・?右側?」
お日様は東から昇るから、、てことは自分は今、北に向かっている!?
行者還小屋から目的地である弥山、八経ヶ岳は南方向。
コースアウトでした。早めに気付けたおかげで10分ほどのロストで済む。


7時00分。
日の出となりました。
弥山までは尾根区間が多く、西からの冷たい風が厳しかったです。


7時4分。
朝日に照らされた木々が桜色に色付く。


8時54分。


8時55分。
急登で雪深く、足がとられて大量を大きく消耗・・。
荷物は重い、本当にきつく笑えるくらい進みません。
疲れすぎて何度も座り込みます。
弥山の小屋は上のほうに見えているけど、中々近づかない。

弥山・八経ヶ岳

9時半前に弥山避難小屋に到着。
外に鳥の被り物をしたハイカーさん。
そうか、来年の干支が酉だから。
ここまで死に物狂いでやってきたのに、その雰囲気に拍子抜け。
ここ弥山へは近くの登山口からやってくる方が多いみたいですね。
避難小屋の中に入って休憩。


9時34分。
弥山山頂へ・・行こうと思ったものの、ちょっとの登りも登りたくなく、パスして八経ヶ岳へ(^^;)
ちなみに弥山と書いて(みせん)と読みます。


9時52分。
八経ヶ岳に到着!
とりあえず目的は果たしました。
これでエスケープか。


八経ヶ岳に刺さっている剣。

エスケープ・天川川合へ


10時13分。
明星ヶ岳手前の分岐が「進むか」「エスケープするか」の分かれ道。
しばし葛藤・・。
が、安全をとり、天川川合へ下山することとしました。

問題は天川川合からのバスはあるのか?ということ。
事前の調査で山域の東側を走る「R169ゆうゆうバス」は年末年始で走っていないということは分かっていました。
天川川合は不明でしたが、天川川合は集落になっており、そちらのほうが「なんとかなる」雰囲気でした。
最悪は天川川合からロードの自走約20kmで「下市口駅」です(^^;)


13時2分。
下りきり、天川村に出る。
下るにも結構時間を要しました。
とりあえずバス停へ・・。


バス停を探していたところ、大晦日でも営業していた商店「MORIKURA HURA HURA」を発見。
バスが先と分かりつつも、お腹がすいていたのでとりあえず入店。
何か塩っけのあるものが食べたく、手にしたのは「サバの缶詰」。
店のおばちゃんにバスのことを聞くと、「多分走っているのでは??」と良い回答を得る。
サバの缶詰片手にバス停へ・・。
バス停の時刻表を見ると、確かに走っているっぽい。
確認するべく事業所へ電話。
そして走っていることを確認!!安堵。

しかしながら次のバスまでは2時間近くあります。
が、思いのほか天気は良く、天川村には平和な空気が流れています。
2時間はむしろのんびり出来て嬉しいかも。
冬季休業中である道の駅っぽい店のベンチを借り、荷物整理&食事。
アルファ米を戻し、サバをおかずに食べる。うまい!!
お日様が暖かく、半袖短パン&ワラーチに。
数時間前まで、自分の息でネックゲイターが凍る世界にいたとは信じられません。

15時35分、無事にバスは到着し帰還。
目的である熊野本宮には辿り着くことは出来ませんでしたが、冬山でのナイトトレイル、避難小屋での宿泊、百名山と良い経験になりました。
また雪のない時期にリベンジしたいと思います。

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