3000km突破!ワラーチ作りました(4作目)

4作目のワラーチ

4作目となるワラーチが完成したのでその材料や作り方などを書きます。

ワラーチ材料


山田 ビブラムシート 8338 黒 2枚入 1500円
ブロックゴム 265×340×5tmm 黒 680円
・アクリルテープ15mm幅 1m160円×2m=320円
・YKKラダーロック15mm幅用 40円×4個=160円
計)2660円(税抜)

材料は全て新宿の東急ハンズで購入しました。
ビブラムシートの厚さは7mmとか5mmとか色々書かれているけども、実際測ったら5mmくらい。
2mm程度の誤差は特に気にしないです。
ブロックゴムの厚さは5mm。よってワラーチは10mm程度の厚みとなります。

ブロックゴムは今回初採用。
ちょっとでも雨、泥対策になればと思い。

アクリルテープはナイロンテープ、PPテープ(ポリプロピレン)などとほぼ同じ素材です。
ナイロンとポリプロピレンはほぼ同じですが、ナイロンの方が若干強度があるそうな(東急ハンズ店員さん談)。

ワラーチ工具

・マジックペン
・布切りハサミ
・G17ボンド
・ボタンノミ
・デザインナイフ
・マイナスドライバー

布切りハサミは100均のもの。
マジックペンは白色があると便利だと思います。
ボタンノミは洋服のボタンの穴を開けるツールで12mm幅。対して紐は15mmなので、穴を開けるときには3mm分追加で開けています。
もっと良いツールを探しているところ。
美錠抜きというツールが良いと知り合いに教えていただきました。
次はこれ使ってみようかな。
マイナスドライバーは穴に紐を通す時に使います。

作り方


①足型をとります。
 穴を開けるので両サイドに若干の余白。
 トレイルの下りを考慮して指先に若干の余白。
 指先は余白ない方がしっくりきました。


②足型をビブラムシートに転写します。


③布切りハサミでビブラムシートを切り出します。


④G17ボンドを使い、ビブラムシートをブロックゴムに貼り付けます。


⑤重しを乗せて数時間圧着します。
 この時は一晩置きました。8時間くらい。


⑥布切りハサミでブロックゴムを切り抜きます。


⑦ボタンノミで穴を開けて紐を通します。
 穴に紐を通しやすくする為、紐の先端を斜めにカットしてライターであぶって硬くしておきます。
 穴の場所はワラーチ3作目を参考にしてください。


鼻緒の部分の裏側のソールの凸をあらかじめデザインナイフで削っておきます。
こうすることで紐が地面と擦れずに、切れる心配がなくなります。


これで完成。
あとは実際に履いてみて紐の締め加減を調整。


右から2作目、3作目、4作目。


履くとこんな感じです。


早速トレイルを10kmほど試し履き。
余白を取りすぎたかとも思いましたが、紐の調整で大分良い感じになりました。
出来としては過去最高。やっぱり作る度に精度が上がってくる気がします。
コイツでどんな山やレースを走るのか楽しみです(^^)

走行距離

4作目が完成したということは過去の作品を履く機会が減るということ。
ここで過去の作品の走行距離をまとめてみました。

1作目:約1000km(トレイル約280km)
2作目:約1380km(トレイル約420km)
3作目:約750km(トレイル約185km)
計)約3130km(トレイル約885km)

主な戦歴:信越五岳ぺーサー多摩川フルマラソン(自主開催)、名栗U字連山トレイル、伊豆大島ロゲ、箱根外輪山一周、富士山マラソン、ハセツネ30多摩川源流ぐるり高島トレイル北海道ニセコトレイルいちごトレイル橘湾岸マラニック

3000kmを超えてきました。
3作目は早々にサイドの穴が切れたのもあり、短命となりました。
まだまだ予備としてザックに忍ばせますけどね(別の箇所に穴を開けて履いています)。
2作目はウェットスーツがボロボロになった頃に上からゴムを張り付けて補修したこともあり長生き。
平均すれば1足で1000km越え。
一般的なシューズってどれくらい走れば交換なんでしょうね。

ワラーチ リンク

1作目 : ビブラム8338+ウェットスーツ+真田紐
2作目 : ビブラム8338+ウェットスーツ+真田紐 → ウェットスーツ+ネオセル+ナイロンテープ+ラダーロック
3作目 : ビブラム8338+スポンジ+ネオセル+アクリルテー+プラダーロック
4作目 : ビブラム8338+ブロックゴム+ナイロンテープ+ラダーロック
5作目 : ビブラム8327+ノンスリップシート+ナイロンテープ+ラダーロック
6作目 : ビブラム8338+スポンジ+レザー+ナイロンテープ+ラダーロック