第23回ハセツネ参戦記 データ考察

2015年ハセツネデータ解析

ハセツネホームページの速報値より解析を行いました。
ちなみに速報値にはDNS選手および浅間峠までにリタイアした選手は含まれていません。

浅間峠到達平均タイムの変化について

ハセツネにおいてサブテンというのは大きな目標です。
では、サブテンを達成した人はどのような経緯でゴールテープを切ったのか?
それは関門到達タイムの平均値を算出することで垣間見ることが出来ます。
昨年の9時間台の選手における浅間峠到達平均タイムは2:52:30でした。
そして今年は2:52:07。
なんと、ほとんど変化がない結果に。
やはりサブテンを狙うにはこれくらいのタイムで入るのがベターのようです。
さらにいえば第2関門の5:49:09、第3関門の8:18:55というタイムも昨年と大きく変わらず。
サブテンを狙うにあたってのタイムテーブルというのは確立されているのかもしれません。

参考までに、各完走時間ごとの各関門到着タイムを2014年と2015年で比較した表を作成しました。
※下の表にはもちろん完走者のデータしか含まれていません。

完走時間浅間平均月夜見平均長尾平平均
2015年2014年2015年2014年2015年2014年
72:23:122:18:164:44:014:33:516:43:246:33:22
82:34:162:33:475:11:555:10:237:27:297:21:17
92:52:072:52:305:49:095:48:048:18:558:15:49
103:06:413:08:336:20:236:20:549:05:509:04:36
113:22:223:24:146:53:556:53:049:56:429:55:32
123:40:003:43:407:28:587:28:4110:50:1910:48:25
134:00:344:00:208:05:048:00:1711:41:2311:40:00
144:17:294:17:198:35:478:33:1512:28:3512:31:19
154:36:344:35:089:10:019:06:5313:22:3213:21:10
164:49:324:50:529:40:139:40:4514:12:4114:13:48
175:08:515:02:3310:18:2310:11:2815:08:5415:06:25
185:23:595:20:3110:54:1810:45:4616:05:2016:00:41
195:36:175:34:1011:28:2411:19:5617:04:2917:00:54
205:47:495:49:0812:06:1312:04:4817:52:5617:54:40
216:02:365:59:5912:36:1312:37:0718:38:2918:43:22
226:14:146:16:0413:15:5413:11:3119:24:2819:23:04
236:31:456:27:0313:56:3813:37:3420:12:3220:07:48

トップ選手の7時間のゾーンでは他のゾーンに比べて差が大きく、2014年のほうが全体を通して早いタイムになりました。
とはいえ、ほとんどのタイムゾーンで各関門到着タイムというのは変化がない為、自分の目指す完走時間の各関門通過タイムを参考にすると良いかもしれません。

ボリュームゾーン

下記の表は完走タイムの時間ごとに人数を集計し、2015年と2014年を比較したものになります。

完走時間2015年2014年前年比
739-6
8362412
96474-10
101178532
1115313914
1216114615
13172184-12
1419717522
1521018921
161811729
17153205-52
181501428
191341295
201047925
2183749
2280728
23472423
合計20451922

2014年のボリュームゾーンは17時間台の205名でした。
今年は15時間台の210名と昨年に比べるとボリュームゾーンは2時間程度早まったようです。
しかしながら全体の平均完走タイムでは2014年が15:44:25、2015年が15:49:11とほぼ変化はありませんでした。

チーム名ランキング

ハセツネサブテンを達成するにはセンゲントウゲをニジカンゴジューー・・
・・もう、ちょっとここらで肩の力を抜いてみましょう。

とうことで「ハセツネ チーム名ランキング」を発表~!
ハセツネの所属チーム名を集計し、人数の多い順に並べてみました。
チーム数は全部で849チームとなりました。全てを羅列するとなかなかのボリュームですので、3名以上のチームを発表~!
ちなみに内695チームは1名でした。
ほとんどの方がチームを代表して参加されているのでしょう。
あとは僕の「チームうさかめ」のように、そもそもチームメンバーが一人しか居ない寂しいチームか・・。
※DNS選手および浅間峠までにリタイアした選手は含まれていません

チーム名人数
ハセツネ安走会8期30
岩本町TRC25
ハセツネクラブ11
ウルトラポーズ10
ランオアダイ10
TEAM SPORTIV7
チームチョキ7
inov-86
TEAM R×L6
ガッチャンTR6
チーム薄皮6
トレイル鳥羽6
フジヤマTRC5
ポポロAC5
京都炭山修行走5
石岡TRC5
多摩川クラブ5
日本野人の会5
白馬焼肉走友会5
MTRC4
RUN塾4
TEAM2294
サムズアップ4
チームOSJ4
チームT+AC4
チーム山猿4
ちゃりらん屋4
トラベルDB4
トレイルEZO4
とれもち4
まりおくらぶ4
山人楽師4
酔処ランナーズ4
丹沢TR4
無名山塾4
BS魂3
IBUKI3
JST3
NRC3
XCESS3
アトミクラブ3
イオマーレ3
ウルトラゾンビ3
コンタクトオフ3
チーズラーメン3
チームハネハネ3
チームぴれきち3
チームふなち3
チーム獣人3
トレランマンズ3
ランピース3
軍団アオキ3
戸田建設3
山渓MtSN3
試走好き3
鹿島建設3
小鳥キッス3
仙台市消防局3
大成横浜走友会3
東京ハセツネク3
東京ハセツネクラブ3
東京陸協3
武蔵UMC3
豊中グリーン3
北海道TRC3
裸足RC3

その結果、堂々の第1位は「ハセツネ安走会8期」~!!
これは今回僕も所属しているチームというかマーシャルですね。
ランキング対象外か?

第2位は「岩本町TRC」さん。
良く目にするチーム名です。岩本町という名前から都内のチームと予想されます。
知り合いにはいらっしゃらないですが、お会いする日も近い気がします。

第3位は「ハセツネクラブ」。
あれ、そういえばマーシャルとして出場する際にハセツネクラブにも加入していたような・・。
来年走る時には僕もハセツネクラブになるんでしょうか。

第4位は「ウルトラポーズ」さん。
これは安走会同期のボンさんも所属しているチーム。速い人も多いチームですね。
色々コラボレーションしていたり、活発に活動しているイメージがあります。

ざっと4位まで。他にも良く目にするチームが沢山。
おっと見逃せない我らが「小鳥キッス」は・・3名でランクイン。
このお三方は全員完走!凄いぞ小鳥キッス!

チーム名の傾向

チーム○○
「チーム○○」といったチーム名は51チーム。
やはりこのパターンは王道のようです。
そして○○の部分に自分の名前を入れているチームありますよね?
チームタケシとかチームタツヤなど・・。
チームといっておきながら自分一人しか居ないようなそんなシュールさのあるチーム名、好きです。

全て英字のチーム名
全て英字のチーム名は少数派のようです。
849チーム中、全てが英字のチーム名はざっと100チームほど。
その他はカナ&漢字、かな&漢字、漢字のみというチームが大多数。

会社名のチーム
自分の勤めている会社の名前を名乗っている選手も少なくないようです。
○○消防署、○○病院、○○市役所など。
速い選手だと宣伝にもなりますね!

中には「(・Д・)ノ」のように絵文字のチーム名の方もいらっしゃました。

気になるチーム名

ここでランキング云々に関係なく、勝手に「ビビっときた」チーム名を発表していきます。

「うう」さん(1名)
これは誤字なのか、それとも意図的なのか、はたまた苦しい時に口から漏れるあの「うー」という言葉なのか。
真意は分かりませんが、ビビっときました。

「おっさん」さん(1名)
自らをおっさんと名乗るなかなかシュールで自虐的なチーム名にビビっときました。

「ズッコケ3人組」さん(1名)
3人組と言っておきながら残りの2名の方が見当たりませんでした。
何かしらの理由により不参加と思われますが、ちょっと心配になりビビっときました。

「とびうお君」さん(1名)
このチーム名の由来がとても気になりビビっときました。

「穴」さん(1名)
こちらも由来が気になります。
考えれば考えるほど穴に吸い込まれそうになりビビっときました。

「絶対完走する!」さん(1名)
意気込みと思われるチーム名にビビっときました。

「闘牛教室」さん(1名)
この方は普段、闘牛教室の講師をされているのでしょうか。
それとも講習生?
そもそも闘牛教室ってなんだろう・・ビビっときました。

以上、ビビッときたチーム名でした。
紹介させて頂いたチームの方々、勝手にすみませんでした。
あと、北海道や熊本、高知など遠方からの参戦と思われるチーム名の方々もちらほら見受けられました。
ちょっと旅に出たくなりました。

ハセツネといえば大会エントリー時のいわゆるクリック合戦が激しいことでも有名ですが、そんな忙しない状況においてこれらのチーム名は入力されたものと思われます。
チーム名に込められた想いというのは想像以上のものなのかもしれません。
決して侮ることなかれチーム名。
今後もチーム名に注目必須ですね!