久里浜サイクリング~鋸山プチトレラン


「漁師料理かなや」より望む夕日

浜金谷へ

2015年4月26日
今日はトントンさんと丹沢の大山にて走る予定だったのですが、トントンさんの体調が悪くなり、急遽予定変更。
朝、起きると晴天。
どうしよう、どこに行こう。なんとなくトレランって気分にならず、自転車のタイヤに空気を入れ、チェーンにオイルを塗る。
よし、久しぶりに千葉の浜金谷へ行こう。フェリー乗って。
とりあえずザックにワラーチを忍ばせて。

家~久里浜

東京から浜金谷へ行くには東京湾フェリーを使って千葉県に渡るのがオススメ。
10時過ぎに家を出発。
家からは自走で久里浜へ。55~60km。
道は基本、16号線使いました。
途中、横須賀線横須賀駅近くにあるサンクスウェルシティ横須賀店で休憩。
ここは店の目の前がちょっとした広場になっており、ベンチもあるのでゆっくり出来ました。
寿司とお茶を購入。
一度店を出た後、もう一度入店し、さらに栗饅頭とホットコーヒーを購入。
30分くらいゆっくりしちゃいました。


横須賀駅から3、4kmほど進むと久里浜と観音崎との分岐があります。
ここでちょっと観音崎方面へ寄り道。
この観音崎へと続く海沿いの道=よこすか海岸通りが雰囲気が良くて好きなんですよね。
しばし海を眺めた後、戻って久里浜方面へ。5kmほど走って久里浜フェリー乗り場。
現在13時30分。
次の便は14時20分。時間があるので、待合所のレストランでそばを食べることにしました。かけそば400円。
ちなみに東京湾フェリーは、自転車を輪行袋に入れると手荷物扱いとなり、一般の値段と同じで乗船可能です。
詳しい値段などは東京湾フェリーより。

14時ごろより乗船の案内。
自転車を詰めた輪行袋を持って2階の乗船口へ。
下を見ると「ブンブン!」と騒音のするバイク乗りたち。
まったく良い迷惑です。近くにいた子供たちも耳を塞いでいます。かわいそうに・・。

客はまばら、席は半数以上が空いている状態です。
窓際の席に着席。
程なくして、窓の外の喫煙スペースに先ほどの暴走集団と思われる人たちが集まり、タバコをプカプカ・・。
僕はタバコが大嫌いな人間です。
まぁこういう暴走集団はタバコ吸うってのがセオリーですね・・。
景色が悪くなったので、席を移動。
どんだけ嫌っているんだって話ですが(^^;)

気付けば心地よい波揺れに誘われて眠りに落ちていたようです。
起きるともう千葉県の房総半島、浜金谷。

鋸山

フェリーより降りて自転車を組み立てます。
ブウーーン、ブーーーーン!と先ほどの暴走集団。
また、そやつらとは別の集団も内房なぎさラインを走っているようです。
ああ、うるさい・・。早く山に行こう。
ということで急いで鋸山方面へ。
山は良いですね。ああいったうるさい集団はここまでは来ません。
鋸山への登山口はいくつかあるようですが、恐らくはメジャールートであろう金谷駅近くの「関東ふれあいの道」を登るルート。
ちなみに金谷駅近くには観光案内所があり、そちらにハイキングマップが置いてありました。


登山道入り口に自転車を停めて、靴をワラーチに履き替え、いざ出発!
おや、近くにもう2台、自転車が停まっていますね。
同じように自転車&トレッキングを楽しんでいる方たちでしょうか。
ふと、「こんにちは!」と声を掛けられ、そちらを見ると老夫婦。
すかさずこちらもこんにちは。「どこから来たの?」とか「何分で鋸山までいける?」や「富士山は見えなかった」など少し会話をしてさようなら。
また、別のグループとも少し会話。
ああ、良いなぁ。山は。

ドSな看板?

上まではほぼ登りが続きます。
そんな登りの途中にドSな看板?を発見。
登りがしばらく続き、ちょっと休みたいなぁ、なんて思うような場所にある看板がこちら。


「この付近で立ち止まらないで」
さらに、ようやく登り切り、一息つきたいなぁなんて思っているところにある看板がこちら。


「これより先すばやく通り抜けて」
ちょっと一息入れたいな~なんてところにことごとくこういった看板があり、休む暇を与えてくれず、追い込まれました(^^;)


おおよそ30分、40分ほど登り続けて「地球の丸く見える展望台へ」。
そちらには人はおらず景色を独り占め。
遮るものは何もなく、とても気分が良い。
展望台より10分ほど西に進むと鋸山の山頂。
鋸山は低名山なんですね。

帰りは来た道とは違い、「車道力コース」にて下山。
このコースはその名の通り、昔に切った石などを運びやすいように整備したのか、足場は石で埋め尽くされているところが多く、急いで下ると身体に響きます。


こんな感じの普通のトレイルもあります。


蛇がいました。
僕は蛇に関する知識が疎く、これが何蛇なのか分かりませんでした。
そして「マムシ注意!」などの看板もあったので、とても焦りました。
しかもこちらは素足のワラーチ。
向かってこられたら守るものがありません。
幸いにも蛇が逃げてくれましたが。
後で調べると、これは恐らくはアオダイショウという蛇。
毒はもっていないようですね。
そういえばあんまり奥多摩の山では蛇を見かけないですね。

自転車を停めておいた場所まで戻り、プチトレラン終了。
1時間30分ほど楽しみました。
そして登りでは結構汗をかいてしまいました。
ちょっとお腹も空いたので、ここより3kmほどのところにある漁師料理かなやへ行くことに。

チャリに乗りトンネルを3つほどくぐって漁師料理かなやに到着。
ここは温泉、ご飯、お土産といろいろある複合施設。
好きな場所のひとつ。
良いところなので人気もあり、賑わっています。僕の嫌いな暴走集団の姿も・・。
バイクにまたがりながらタバコをふかして海を眺めているようです。
うるさいし臭いし、どこまで迷惑かけるんでしょうか。

風呂場は2階。
920円です。
露天風呂からは海が見え、夕暮れ時なんかには海に沈む夕日を見ることが出来ます。


汗を流した後は、隣にある漁師料理かなや。
今日は「いかかき揚げ丼」を注文。税抜き800円。
予想以上のボリュームにテンションが上がります。

さて帰ります。
浜金谷港に戻って、乗船の準備。
行きと違い、帰りは乗客が多いですね。ゴルフ客が多く目立ちました。
18時20分、久里浜に向けて出航。
・・・・気付けば眠りに落ちていました。
起きるとあたりは真っ暗。
下船し、自転車を組み立てます。
そこから走って京急久里浜駅へ。
ここから輪行で帰宅。