2014ハセツネ参戦記

初ハセツネ参戦

これまで2012年、2013年と連続で参加してきたハセツネのボランティア。
2012年は醍醐丸、2013年は浅間峠担当でした。
通過する選手は辛そうで、実際に走った選手から聞く感想も「辛い」。
タイムを競い合い、のんびりしている暇なんてない、ギラギラした大会。
怖い、辛そう、暗闇というのがハセツネへの印象でした(^^;)
ボラ参加により2014年の参加資格は得ており、人気のある大会だし1回くらいは走ってみようと今年の参戦を決めました。

レース前日

ストレッチをしていたら、左ももに強烈な痛み。
急に足を引きずる状態に・・。歩くのがやっと。
恐らくは武尊山ウルトラの故障が再発。
こんなことってあるんですね(><)

レース当日

2014年10月12日(日)
前日に再発させてしまった左ももの故障は治らず。
とりあえずスタート会場には行こう。
あやふやな気持ちからか準備にも本腰を入れることが出来ず、ずるずると武蔵五日市駅への到着が遅れ、12時ごろに受付。

会場に着くとUTKKのメンバーやら他の大会で知り合った人がチラホラ。
体育館は一杯と聞いていたので、中を覗くまでもなく外で準備。
荷物も外に置いたままにしました。

スタート - 第一関門(浅間峠)

そうして13時、無事にスタート。
並んだ場所は「サブ12」と書かれたプレートの前のほう。
直後のトレイル入り口からの登りでうわさの渋滞にはまる。
足はやはり痛いが、我慢すれば走れる。
神社を越えたあたりから渋滞はほぼなくスムーズ。
ここまでに選手を抜かすのに体力を使いすぎた感触。
そして思ったより暑く、水の消費が進む。
水の持参量はスタート前にバタバタして、何を思ったか1リットルだけでした。
水にメダリスト粉を混ぜたものを入れた500mlペット×2。
あと栄養ドリンク150mlくらい。

レースだからか、いつもは辛い連合山~生藤山のアップダウンも止まることなく進みました。
そして浅間峠には3時間32分で到着。
ここまで結構頑張った割には少し遅い感触。凄い疲れました。
後にリザルトから算出したのですが、スタートから浅間峠までで461位順位を上げていたようです。
次回があるなら、もう少し前からスタートしてもいいかも。
ここまでで水の消費は500mlほど。水切れを心配していたが、ここまでの距離と消費量を考えると、第2関門までなんとかなりそう。
しかし、実際には気温も高く、もう少し水を飲みたいところ。やはり1.5リットルは必要と感じました。
そういえば左ももの痛みは温まったからか緩和してくれているようです。
浅間峠には5分ほど滞在して、再スタート。

第一関門(浅間峠) - 第2関門(月夜見第二駐車場)

UTKK(主催している草レース)ではおなじみ、数馬峠にさしかかり、ここでは本気で下山&リタイア&数馬の湯を考えました(^^;)
そんな淡い気持ちを振り切って三頭山へ。
一番の大ボスというイメージがあったからか、思ったほど苦労することなく山頂へ。
山頂は少しガスっており肌寒むかったです。
ちなみに服装は半袖、短パン。カーフガード。寒い時はアームカバーとモンベルのEXライトウィンドベストで対応。
基本は半袖短パンでいけました。

第二関門手前のロード出現。
周りのスピードについていけない。やはりロードは苦手です。
程なくして第二関門に到着。
ここではポカリか水を選べますが、口が甘いものばかりでベタベタしている感触があったので1.5リットル全て水にしました。
ちなみに水やポカリの「もらい方」がいまいち分かっておらず、500mlのペットボトルを3本そのままもらえるのかと思っていたのですが、そうではなく、自分の持っている容器に注いでもらう、という方法でした。
500mlはその場で飲み干し、500mlにはメダリストを入れて持参。残りの500ml水はそのまま持参。
ここまでで7時間6分経過。
10分ほど滞在。
ここは寒かったです。滞在したことにより足が固まったのか、左ももの痛みが再発。
痛みを我慢して再スタート。

第二関門(月夜見第二駐車場) - 第三関門(御岳山)

第2関門直後の下りが急で怖いイメージがあったが、特に苦労なく通過。
(多分、小河内峠)
大岳山の岩の登りでパワーがゼロになる感覚になりました。とても辛くフラフラです。
ついには吐き気も出てきました。
なんででしょう。。シャリバテ?水不足?

その後も回復することなく、なんとか走っているという状態でスピードが出ません。
抜かされることも多くなりました。
ここで見たことのある人に抜かされます。みどり鬼さんでした。
ずっと前にいると思っていたのですが、後ろにいたようです。
スピードが違うことは歴然。ついていこうとも思えず。

しばらくすると売店、宿などが出てくるようになり、第3関門の長尾平に到着。
ここで10時間18分経過。
「炭や」の女将がおり、ピコピコハンマーで応援していただきました。

第三関門(御岳山) - ゴール

ここからが飛ばせる区間といわれますが、やはりスピードが出ません。吐き気が酷かったです。
最近はロングトレイルのレースでは毎回この吐き気に悩まされます。どうも脱水が怪しいです。
そのままスピードが出ることなく、多くの選手に抜かされたと思います。
後ろからの熊鈴の音、ライトの光が来るたびに、また抜かされる・・と残念な気持ちになっていました。
その後、見覚えのあるロードに出て、ようやくゴール!!
タイムは12時間4分でした。12時間切りを目標としていただけにちょっと残念です。
しかし前日の足の状態を考えれば完走しただけで満足!

ハセツネにおいて「サブテン」は一つの大きな目標となりますが、今回走ってみて到底届かないなぁ~という印象を受けました(^^;)
次回は水をちょっと多めに持って、浅間峠からはストックを使って、もう少しタイムを上げるようにしたいです。

そうび・もちもの

・・・そうび・・・
シューズ:ホカオネ マファテ2
靴下:ドライマックス ライトトレイルランニングソックス
上(インナー):ファイントラック アクティブスキン
上:UTMF参加賞Tシャツ
帽子:モンベルサンバイザー
下:SKINS A400ハーフタイツ
下:NIKEの短パン
下:ZAMST ふくらはぎサポーター
ヘッドライト:GENTOS HW-888H
ハンドライト:GENTOS SG-325
※ストックはなし

・・・たべもの・・・
クリフバー×1
素焼きアーモンド
水1リットル(第2関門まで)
水1.5リットル(第2関門より)
山の水300mlくらい(御岳山手前の水場)
クッキー(スタート直前にマキさんにもらった)
カゴメ野菜ジェル×1
カゴメトマト×1
栄養ドリンク150ml
パワージェル×2

くらいだったような・・。少ないですね。
スタート前に玄米おにぎり3個食べました。あと栄養ドリンク半分(半分というのは、残り半分をこぼしてしまったからです・・)。