奥秩父主脈縦走路マラニック①奥多摩駅~鷹ノ巣山

概要

今回はハセツネボラで出会ったT村さん企画。
結構、強行スケジュールです。
2013年8月9日、金曜日の夜24時に奥多摩を出発し、雲取山、甲武信ヶ岳、金峰山、瑞牆山と奥多摩・奥秩父を行くプラン。
距離は80km??
途中に2回避難小屋での仮眠を入れ、日曜の昼過ぎにゴール予定です。
不安要素沢山ですが、2000m級の山々を連続して走るのはとても魅力的!

コース

以下実際に走ったコースです。ちょっと詳細に。
奥多摩駅-鷹巣山避難小屋-雲取山-三ツ山-北天のタル-禿岩-飛龍山-将監小屋-将監峠-唐松尾山-笠取山(まき)-水干-雁峠分岐・小さな分水嶺-雁峠-燕山-水晶山-雁坂小屋-雁坂峠-東破風山-破風山-破風山避難小屋-甲武信小屋-徳ちゃん新道-西沢渓谷入口(バス停)

時間が押したため、予定していたコースはいけず、甲武信ヶ岳から下山しました。
バッテリーの関係でログは笠取山までしか取得できず。
距離:56.18km=37.68km(ログ取得区間:奥多摩駅~水干手前)+約12km(ヤマレコより:水干~甲武信小屋)+約6.5km(ヤマレコより:甲武信小屋~西沢渓谷)
獲得標高:3893m(※ログ取得区間:奥多摩駅~水干手前)

水場

道中で水を補給したのは以下のポイントです。
・鷹巣山避難小屋(小屋から5分ほど下ったたところ、冷たい)
・雲取山荘
・禿岩-飛龍山間(少ししか出ていない)
・将監小屋(十分給水可能、小屋は営業してなかった)
・雁坂小屋(十分可能)
・甲武信小屋(十分可能、1リットル50円)

トイレ

・鷹巣山避難小屋
・雲取山荘
・将監小屋
・甲武信小屋
・甲武信小屋以外は紙が無い。甲武信小屋は管理費として100円。

奥多摩~鷹ノ巣山

来る2013/8/9(金)
仕事を終え、一度帰宅してから準備をして奥多摩へ・・・。
やっぱり南武線、立川あたりは混んでいたのでそんなに寝れなかった。
青梅線に乗り換えてから少しづつ人は減り、奥多摩に着くころには人はまばら。


そして23時47分、奥多摩駅到着。
今回はT村さん含めた5人。
よくもまあこんな時間に集まってきたものです。
準備をして24時過ぎ出発。


この看板を右へ。林道に入ります。
林道に入ってしばらくすると鹿の鳴き声。
ふと横をみると複数の鹿の目が光っていました。ちょっと不気味。


そうしていよいよトレイル入口。まずは鷹ノ巣山、雲取山を目指します。
奥多摩駅は標高300m。鷹ノ巣山1736m、雲取山2017m。登る覚悟は出来ています・・・。


とここで早くもメンバーの一人がリタイア。
調子が悪いとのことです。早めの判断は大事です。


残り4人、歩を進めます。



4時過ぎ、だんだんと辺りが明るくなってきました。


そして鷹ノ巣山到着。

鷹ノ巣山避難小屋


避難小屋で1時間ほど仮眠をとりました。
今回、仮眠用として持ってきたのはトレントフライヤー(ゴア雨具)、エマージェンシーブランケット、ブルーシート・・・。
ここはそこまで寒くなかったので、ブルーシートだけ身に包んで寝ました。でも床が固い!
T村さんは収縮できる小さな座布団を2個使って器用に寝てます。
他の人はシェラフを持参してたり。やばい、オレ荷物しょぼい・・。

起きた後は朝食タイム(^^)
寝起きは寒かったです。
T村さんがアルコールストーブなるものを持ってきてくれていました。
なんでもアルコールととても軽いストーブ?だけで火を起こせる代物らしい。
ガスストーブは燃料が減っても容量変わらないですが、アルコールは使った分だけ減るし、かさばらない。
さすがだ・・。
お湯もすぐ沸き、スープを頂きました。身にしみます。

起きてご飯を食べたら人間トイレに行きたくなるもの。
ここの避難小屋にはすぐ近くにトイレがあるのですが、紙が無い!
ティッシュ持ってきといて良かったです。でもあと1回ぎりぎりできるかどうかの量。もっと持ってくれば良かった。

また、避難小屋から5分ほど下ったところに水場があります。とても冷たく、朝の冷え込みも相まって冬か!って思えるほど。