UTMFボランティア&道志みちサイクリング②

待機時間

二重曲峠から戻ってきました。
時間は23時前。
コンタクトしてるし、次の出発時間は24時30分なので、
寝るのもなんかなー。と思い、起きていることに。
食券の使える食堂がやっていたので、ケバブを2つも食べてしまいました。
一つはサボテン入りのケバブ。これがなかなかおいしい。
食堂といってもケータリングサービスの車があるだけで、
普段は河口湖近辺で営業しているとのこと。
機会があればまた食べたいなーサボテン。

他の人はほとんど横になってました。
一人、大学院生で勉強している兵がいましたが・・。
僕も20分ほど横になったり、お茶飲んだりしていると24時半に。

集合してみると、管理役の人が話があるとのこと。
どうやら業務が上手くいっている?ので人が余ってしまっている状況らしく、5人ほどは行かないでよくなり、待機にしないかということでした。
僕は夜間業務に興味があったので、手は挙げず、予定通り行くことになりました。

現場の林道は4ポイントあり、それぞれに2~3人配置。
僕は3人のところに配置されました。
赤色灯など受け取り、じゃあ頑張ってね!次は朝6時頃迎えに来るから!!
と夜中の山道に「置き去り」にされました(笑)

河口湖林道

寒いです。現在深夜2時前。
手元の気温計は氷点下近くを指しています。
ちなみにここは約150km地点。残り11kmといったところ。
ここから登りが1kmほど続き、2kmほど下ると林道に入ります。

道行く選手はまばら。
そして選手が来ないとやることが無い。
選手がいざ来てもやはり皆さん疲れ果てている様子。
にしてもすごい。150kmも走ってきたのか・・。
「横にならせてくれ」とそのまま道端に倒れこむ選手もいました。
ちなみにこの人は後から聞くとサブスリーランナーでした。
サブスリーがこんな状態になるUTMFって・・。

3時頃。それにしても寒い。手元の気温計は-3~-4度といったところ。
ビブラムファイブフィンガーを履いてきたのは失敗だったかもしれません。
生地が薄い為、冷気をもろに受け、指先がとても痛いです。
そこで3人で交代して走って体を温めることに。
僕の番がきました。
ロードを走り、他のポイントのスタッフを横目に、UTMFのコースを進みます。
そして林道。
ここからずっと下りのようですが、帰りのことはあまり考えず進みました。
暑い!
走ると暑くなりますね。
この林道は小石が多く、足が痛いです。
選手とすれ違い様に「まだそんなに残ってるの!?羨ましい~」「速いね~」とか言われましたが、
「いやスタッフなんです(^^;)」と。
でも150km地点でも走っている人いましたね~。すごい・・。
30分ほど走ると河口湖の橋が見えてきました。
どうせならもっとUTMFのコースを試走したかったですが、1時間くらいと告げてあったのでここで折り返すことに。
思わぬUTMFナイト試走となりました。

そうこうしていると日が明けてきたようです。
誘導ポイントからちょっと下ったところに開けた場所があり、
そこからなんとも雄大な富士山を拝むことができました。

そして6時前、迎えの車が到着。
最後は寒さで足が痛くなり、ビブラムの上からカイロを貼ってました。
ようやく生還。